とにかく朝早くの行動が必要!
ゴールデンウィークの「横浜 海の公園」は予想以上の混雑
潮干狩りは干潮とあさりの状態、天気、そしてお休みの日という4つが重ならないとできないので、なかなかタイミングが難しいのですが、2008年のゴールデンウィーク(GW)最後の3日間は、それがうまく重なりました。おそらく混雑も今まで以上なのでしょうが、それを覚悟で、「横浜 海の公園」に潮干狩りに行ってきました!
とにかく朝早くに到着しないと駐車場は空いていないと思われましたが、まさにその通り。午前7時30分頃に到着したものの、1,200台も収容できる駐車場はすでに満車。駐車待ちのクルマが長蛇の列で、停めるには2〜3時間待ちという状況でした。駐車場を探して動けば動くほど現場からは離れ、戻ろうにもどの道もすでに渋滞という有様。覚悟して出かけたものの、これは想像以上でした。
駐車場を探しても無駄ということがわかり、かといってあの長蛇の列に並んでも駐車できる頃には潮干狩りのできる時間帯は終わっています(潮干狩りは干潮の前後2時間、4日は10時が干潮だったので、8時〜12時までの4時間が潮干狩りのできる時間帯でした)。そこで嫁さんと子どもだけを降ろし、自分は周辺をクルマでウロウロすることにしました。1時間ほど経ったら交代です。
沖へ出て、濡れるのを覚悟でアサリを獲るべし!
「全然獲れない」という連絡とともに交代し、いざ潮干狩りに挑戦! ボウズ(貝でもボウズと言うでしょうか?)で家に帰るわけにはいかないので、まずは情報収集。たくさん獲れている人もいるようなので、その人に聞いてみたところ、沖に出てヒザ上くらいまで海に入らないと獲れないとのこと。
そんなところ、子どもと一緒では無理なので、子どもは岩場で遊ばせ、ひとりでやってみることに。まるで田植えをするような格好で、肩口やお腹あたりまでビショビショにしながらも熊手で砂を堀り、手で探ってみると丸いものがいくつも手に当たりました。海面に出して見るとアサリ。
なるほど、教えてもらった通り。アサリは固まっているので、少しでもいたところはその周辺もしつこいくらいに探すと、けっこういるもんです。しかしちょっと小さめ。
2cm以下の稚貝は獲ってはいけないのですが、ギリギリなのがほとんどでした。1時間程度格闘し、バケツに3分の1ほど獲れたあたりで、なんとか夕食の食卓にアサリはのりそうですし、だんだん波も高く、そして雲行きも怪しくなってきたので止めることにしました。腰も痛いし。なお子どもは岩場でカニを捕まえ、それなりに楽しんでいたようでした。
以前行った木更津の潮干狩りでは、蛇口から砂抜き用の海水が出たり(貝の砂抜きには、その貝がいた海の海水が適しています)、貝を洗う水場が充実していましたが(海の貝に付着している細菌は真水に弱いため、持ち帰る前に流水で貝を洗います)、海の公園はそういった設備面ではイマイチでした。
その代わり、潮干狩りを楽しみ、1人2kgまでのアサリを持ち帰るのは無料です。どちらがいいかは微妙なところですが、せっかく潮干狩りに行っているので、多少お金がかかっても、子どもも楽しめる方がいいかな。木更津では干潮になって現れた砂地を掘ってアサリを獲れましたからね。
翌日テレビのニュースを見ていたら、ちょうど横浜海の公園での潮干狩りをやっていました。昨日はなんと4万人もの人が潮干狩りに訪れたていたそうです。なるほど、あの渋滞もうなずけます。ちなみに帰りはたった25kmの道のりに4時間もかかりました‥‥。
ゴールデンウィークの「横浜 海の公園」での潮干狩りは想像以上に大変でした。なお「横浜 海の公園」では6月くらいまで潮干狩りを楽しめます。ある程度の混雑や渋滞は覚悟しておでかけした方がいいかもしれません。
【スポット紹介】横浜 海の公園(神奈川県横浜市金沢区海の公園10番)
【体験レポート】木更津海岸で「潮干狩り」!
潮干狩りの必需品
ウィンドブレーカーやタオル、長靴、絆創膏などは、ディパックなどに入れて海まで持って行くと、潮干狩りの最中に必要になったときに便利です。
・帽子(つばの広いもの)
・タオル
・軍手
・ウィンドブレーカー
・長靴(サンダル、靴下など)
・熊手(もしくはシャベル)
・網(もしくはバケツ)
・絆創膏
・クーラーバック
・保冷材
・新聞紙
・空のペットボトル(アサリの砂抜き用の海水を持ち帰るため)
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