ドルフィンスイムにトレッキング、世界自然遺産 小笠原諸島へ行こう!

子どもと行く “小笠原” 旅行!

夏休みの旅行は念願の小笠原諸島父島)に決めた! 6歳の子どもが25時間以上もの船中泊に耐えられるのか? そして子連れで小笠原旅行は楽しめるのか? をはじめ、持ち物や服装などを紹介! ゴールデンウィーク、夏休みの小笠原旅行の参考に、どうぞ!
※内容は2009年時点のものです。現在とは状況が異なっていることがあります。小笠原諸島は2011年に世界自然遺産に登録されました。

ドルフィンスイムやホエールウォッチング、トレッキングにウミガメとの触れ合い、夏休みに世界自然遺産 小笠原諸島へ行こう!子供と行く小笠原旅行!

3泊の小笠原旅行、4人家族だと交通費と宿泊費だけで50万円!?

2009年の夏休みはどこへ行くか? 毎年のことながら、今回もなかなか決まらず、ギリギリになって動き出すのは、2007年の沖縄旅行とまったく変わりません。進歩なしです。

子どもたちのリクエストは “キレイな海で泳ぎたい” ということ。今回も沖縄、というのは芸がないし、となると、やはり頭をよぎるのは “小笠原諸島”。ここなら自分のテンションも上げることができます。下のコも小学生になったことだし、25時間の船中泊も、なんとか耐えられるかな?

そんな思いで旅行代理店を訪れたのは7月中旬。しかし、た‥‥高い。大人2人、子ども2人の船代が末端の2等船室でも往復で約15万円。ホテルは高いところしか残っておらず、しかも一部屋が3人まで。4人家族だと2部屋必要で、ホテルには3泊しかしないのに足代とホテル代(朝食・夕食付き)だけで47万円にもなってしまいます。

これに旅先で遊ぶお金や必要なものを購入するお金を入れたら、70万円近くになってしまうのではないか? ということで、軽いめまいを覚えつつ旅行代理店を後にしたのでした‥‥。

自ら動け! ネット検索に活路を見い出す!

小笠原旅行以外でテンションの上がる、キレイな海のあるところ。グアムやサイパンももちろん考えたのですが、今イチ乗り切れず、しばらくうだうだと考える日々が続くのでした。しかし家族からは「どうするの」という無言のプレッシャーが‥‥。

旅行代理店からもらってきたパンフレットに載っていたホテルは父島で3件。しかし「もっとあるだろ?」と思いネット検索してみると、たくさん出てくるじゃないですか! コンドミニアムもあり、これなら4人家族でも1泊2万円程度で宿泊できます(ただし食事はなし)。

そこで翌日の土曜日、まずは船に空きがあるかを確認しました。基本的に小笠原諸島へは「おがさわら丸」という船でしか行くことができません。チケットを扱っている東海汽船へ電話をすると、運よく8月5日(水)東京発〜父島行き、8月9日(日)父島発〜東京行きがあるとのこと。しかし電話では予約することができず、また宿泊先が決まっていないと購入できないとのこと。家族旅行で野宿をされる方はあまりいないと思いますが、小笠原諸島では野宿ができないそうです。

そこで、すぐさまコンドミニアムやホテルに電話をかけましたが、やはりリーズナブルなところはすでに満杯。なかなか空きがなく、しかたなく旅行代理店で見たちょっとお高いホテル「ホテル・ホライズン」にも電話をかけてみることにしました。すると、その間は比較的空いていて、しかも小さな子どもなので4名で1部屋でいい、とのこと。電話の対応も丁寧だし、もうここに決定! ちなみに宿泊費は3泊で約20万円ほど(1日2回の食事付き)。船代の15万円と合わせても35万円。これならなんとか旅行全体で50万円くらいに納められるかも。

ホテルを仮り押さえしたら、すぐにゆりかもめで「竹芝」にある東海汽船の窓口へ船のチケットを購入しに行きました。旅行代理店でも購入できるのですが、月曜日にならないと購入できないということで、この機会を逃してはいままでの苦労が水の泡。なくなっていないか、ドキドキしながら窓口へ向かい、無事チケットを購入したのでした。

実はチケット購入直前まで少し悩んでいたことがあります。8月9日(日)に帰ってくるチケットを購入しましたが、その次の船、8月12日(水)にも空きがありました。25時間もかけて行くからには少しでも長く滞在したいが、夏休みとは言え、なかなか8連休は‥‥。しかし、帰って来て思うことは、やっぱり無理してでも長くいればよかったかな、ということでもあります。3日増えるので、懐との相談も必要ですが。

ドルフィンスイムやホエールウォッチング、トレッキングにウミガメとの触れ合い、夏休みに世界自然遺産 小笠原諸島へ行こう!子供と行く小笠原旅行!

東海汽船のある、竹芝客船ターミナル。「小笠原」と書かれた横断幕が見えます

ドルフィンスイムやホエールウォッチング、トレッキングにウミガメとの触れ合い、夏休みに世界自然遺産 小笠原諸島へ行こう!子供と行く小笠原旅行!

乗船チケットの引換券。当日の朝、窓口で引き換えます。チケット代は大人2人、子ども2人で14万8,320円也。雑魚寝の2等船室です

ドルフィンスイムに遊覧船? 小笠原では何しよう?

船のチケットが購入できたので、ホテルに電話をして正式に予約。これで往復の足と旅先での宿泊先が決まりました。しかしホッとするも、実はもうひと仕事残っています。そう、現地で何をするか、です。旅行代理店のツアーにしないと、すべてを自分で決めていかなければいけません。

子どもたちのリクエストは “キレイな海で泳ぎたい” ですが、小笠原諸島にはクジラやイルカ、そしてウミガメの産卵や、島固有の動植物もいるわけです。行くからには、やはりそういうものを見せたり、体験させてあげたい。

そこで何をしたいかをリストアップしてみると、残念ながら時期的にクジラは見られず、ウミガメの産卵も終わっていました。

・ドルフィンスイム:ボートに乗って野生で泳いでるイルカを探し、一緒に泳ぐ
・遊覧船:母島までボートで行き上陸、ドルフィンスイムも
・シーカヤック
・ウミガメ:産卵は見られなくても、孵化した子亀が見られないかな、と
・トレッキング
・ナイトトレッキング
・スターツアー:夜の星空を見る
・花火:花火を持って行って、夜しようかと

父島には3泊するとはいえ、初日はお昼頃の父島到着予定なので、昼間の予定は入れられません。そのため到着日はホテル前の海で遊ぶことと、夜に何かひとつ予定が入れられればな、と考えました。

丸一日楽しめる中2日のうちの1日は、ドルフィンスイムにするか、遊覧船のどちらにするかを悩みました。どちらにしてもボートで数時間も出かけるため船酔いする可能性も高く、それも心配でした。

結局、遊覧船ツアーは、それを行っている会社の数も少なかったのでやめにし、ドルフィンスイムに決定。まずはこの一番やりたいイベントの日程を決めてから、その他の予定を決めていくことにしました。ちょっとしたパズルですね。

ドルフィンスイムを行なっている会社のホームページを見て、内容、価格、そしてサイトの雰囲気を見てよさそうなところから電話をかけましたが、やはりけっこういっぱいで、ひとりだったら‥‥という答えが。ダメなところは早々に諦めて次へ、何度も何度も電話をかけ、最終的には以下のような完璧!? なスケジュールができたのでした。

なお参考にしたのは小笠原村観光協会のホームページに掲載されているツアー会社に連絡しました。

■ 8月5日(水)
・10時:東京発

■ 8月6日(木)
・12時頃父島到着
・ホテルへ ※ホテルで夜の小笠原海洋センターへの送迎のお願い
・海遊び
・小笠原海洋センターにてウミガメレクチャー(20:00〜22:00)

■ 8月7日(金)
・ドルフィンスイム(9:00〜16:00)
・スターウォッチング(19:00〜)

■ 8月8日(土)
・シーカヤックツアー(9:00〜16:00)
・ナイトツアー(19:00〜)

■ 8月9日(日)
・トレッキングツアー(出航前コース)
・乗船:14時発

■ 8月10日(月)
・夕方:東京着

なお、同じツアー会社が異なるツアーを行なっていることが多々あります。たとえばスターウォッチングとナイトツアーを同じ会社が開催していたり。同じ会社にすると割引などのサービスもあるので、同じツアー会社でまとめられると割引も効くし窓口も少なくなっていいことずくめです。

しかし小笠原村観光協会のサイトを見ても、ツアー会社の紹介ページはありますが、どの会社が何のツアーをしているかの一覧表はありません。またそのツアー会社がよければいいですが、あまりよくないと、ずっとその会社とお付き合いするのがちょっと辛いかな。しかしこれは旅行後の感想ですが、いくつかのツアー会社を利用させていただきましたが、みなさんとても親切でいい方ばかりでした。

さて、これでようやくすべてが決まり、あとは旅行に必要なものを買い、準備をするだけです。ようやく「この夏休みはどこに行くの?」という無言のプレッシャーから開放されました。

子どもと行く小笠原旅行の買い物とパッキング

旅行前の最後の週末、家族全員の水着、防水デジカメ、一昨年の沖縄旅行で使っていたものが小さくなってしまったので、子ども用のマスクとシュノーケル、そして日焼け防止のためのラッシュガードなどを購入しました。しかしこれがかなりの金額に‥‥。

そして以下が旅行に持って行った持ち物です。ネットで小さな子ども連れで小笠原旅行へ行った方のサイトなども参考にさせていただき、まとめまてみました。ほとんどすべてのものが×人数分なので、やはり大変な量になったことは言うまでもありません。相変わらず荷造り下手です。

ドルフィンスイムやホエールウォッチング、トレッキングにウミガメとの触れ合い、夏休みに世界自然遺産 小笠原諸島へ行こう!子供と行く小笠原旅行!

出発前に記念に1枚。大人はもちろん、子どもひとりひとりもディパックを背負い、それ以外に大きなバッグが3つ。中央にあるピンク色のバッグには、海で遊ぶマスクやシュノーケルなどが入っています。帰りはこれに、お土産も追加されるんだろうなぁ‥‥

【食料】
・初日昼用のお弁当
・お菓子
・お茶(凍らせた2〜4リットルペットボトル数本)
・2日目の朝食(栄養補助クラッカーなど)

※旅行後の感想
小笠原ではペットボトルの飲料が高いので、なるべく持って行った方がいいと、参考にしたサイトに書いてあったので持って行ったのですが、準備も面倒だし重いし、どのみち3日分も持って行けないので、飲みものに関してはある程度高いのは覚悟して、荷物を減らした方がいいと思いました。

【服・タオル】
・バスタオル(2枚くらい)
・ハンドタオル(8枚くらい)
・服(1人×3枚〜)
・帽子
・固くないズボン(船用)
・室内用スリッパ(船用)
・ディパック

※旅行後の感想
船の中でシャワーを浴びると気分転換にもなってよいと参考にしたサイトに書いてあったので、バスタオルや携帯用のシャンプーなどを持って行ったのですが、行きも帰りも結局入りませんでした。ホテルに泊まればバスタオルもシャンプーもすべてあるので、荷物を減らした方が個人的にはよかったです。

【海遊び】
・レジャーシート
・日焼け止め ※大人用と子ども用(必需品)
・シュノーケル
・水中メガネ
・浮き輪
・アームヘルパー
・水着
・マリンシューズ
・防水ケース

※旅行後の感想
海で遊ぶので、この荷物は必須です。しかしツアーなどでは必ずライフジャケットを着用するので、個人的な海遊び以外では、浮き輪は使いませんでした。

【薬】
・酔い止め(大人用・子ども用)「アネロン『ニスキャップ』」
・子どもの解熱剤
・絆創膏
・消毒液
・虫除け
・保険証コピー

※旅行後の感想
酔い止めは必須です。アネロン『ニスキャップ』は本当によく効いたので、小笠原に着いてからのボートに乗るレジャーなどの前にも飲んでいました。子ども用もあります。なお薬の効果は個人差があります。他の薬との併用など、薬の注意書きをよく読んでから服用してください。

【カメラ・ビデオ】
・デジカメ
・充電器
・ビデオカメラ+テープ

【その他】
・携帯用シャンプー・リンス・石けん(船用)
・筆記用具
・めがね
・サングラス(大人用・子ども用)
・コンタクト
・本

※旅行後の感想
かさばって重いペットボトル飲料やバスタオルなどをなくせば、荷物はもっと減らせました。

■ 次はいよいよ小笠原へ出発! 当日と父島の初日(2009年8月5日[水]〜6日[木])

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