2022年11月1日(火)~2023年2月19日(日)国立科学博物館で開催! 科博 “初”!「毒」をテーマにした特別展

特別展「毒」イベントレポート!

国立科学博物館初となる「毒」をテーマにした特別展「毒」が2022年11月1日(火)から開催!内覧会に参加した特別展毒の感想を交えたレポート!“毒”をわかりやすく楽しく伝える展覧会。毒のスケールの大きさに驚き、“毒”へのイメージが一新!

2022年11月1日(火)から特別展「毒」が国立科学博物館で開催! 科博 “初” となる「毒」をテーマにした特別展! オフィシャルサポーターは東大卒クイズ王の伊沢拓司さん。「 “毒” は子どもの頃から図鑑で見ていて、“どうなっちゃうんだろう” という怖さ、でも刺激的で魅力的で、どうしても興味をそそられ存在です。本展はたくさんの標本、モデルを用いて毒にまつわるありとあらゆることが語られています。子どもから大人まで楽しめるギミックも用意されていて、とても見応えがあります。2時間くらいは時間をとってほしいですね」

“毒” をわかりやすく、楽しく伝えるため
国立科学博物館の全研究部に関わる9名が集結!

国立科学博物館 “初”! となる「」をテーマにした特別展「毒」が、2022年11月1日(火)から開催! 前日に行われた内覧会に行ってきました! 事前に監修を務めた細矢剛先生にインタビューをさせていただいたこともあり、どんな展覧会になっているか、とても楽しみにしていました。

【イベント紹介】特別展「毒」2023年2月19日(日)まで国立科学博物館で開催!

【インタビュー】特別展「毒」監修・細矢剛先生(国立科学博物館 植物研究部長)インタビュー!

国立科学博物館初となる「毒」をテーマにした特別展「毒」が2022年11月1日(火)から開催!内覧会に参加した特別展毒の感想を交えたレポート!“毒”をわかりやすく楽しく伝える展覧会。毒のスケールの大きさに驚き、“毒”へのイメージが一新!

毒は「動物」「植物」「地学」「人類」「理工学」という5つの研究部すべてに関係しているため、監修された先生は総勢9名! 中央はオフィシャルサポーターの伊沢拓司さん

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監修総括の細矢剛先生。「毒は一見単純そうですが実はとても幅広く、その複雑な毒という存在をわかりやすく楽しく伝えるために、国立科学博物館の全研究部に関わる9名の研究者が関わり、いくつか仕掛けも施しています。会場をめぐり毒とはどういうものなのかを考え、自分なりの答えを見つけていただければと思っています」

国立科学博物館初となる「毒」をテーマにした特別展「毒」が2022年11月1日(火)から開催!内覧会に参加した特別展毒の感想を交えたレポート!“毒”をわかりやすく楽しく伝える展覧会。毒のスケールの大きさに驚き、“毒”へのイメージが一新!

内覧会オフィシャルサポーター、7人組女性アイドルグループ #ババババンビも登場! 伊沢拓司さんと特別展「毒」を盛り上げます!

“怖いもの見たさ” を刺激!
知的好奇心をくすぐる、生活にも役立つ展覧会

会場に入るとハブやオオスズメバチの巨大模型がお出迎え。ハブは大人でも丸呑みできそうな大きな口で襲いかかってくるような迫力! オオスズメバチも今にも攻撃してきそう。拡大することでそれぞれの武器がどのようなものか、そして毒には「攻めるための毒」と「守るための毒」の2つがあることがよくわかります。

国立科学博物館初となる「毒」をテーマにした特別展「毒」が2022年11月1日(火)から開催!内覧会に参加した特別展毒の感想を交えたレポート!“毒”をわかりやすく楽しく伝える展覧会。毒のスケールの大きさに驚き、“毒”へのイメージが一新!

今回の展示の見どころのひとつ、会場入ってすぐの拡大模型。毒を持つ生物が大迫力で迫ってきます!

同展では250点にもおよぶ毒を展示しており、この毒はどちらの毒かを子どもと一緒に考えながら見るのも楽しい。また植物、昆虫、爬虫類、両生類、哺乳類、海洋生物と、さまざまな有毒生物も展示。毒の成分はさまざまなので、どのような毒を持ち、どのように使い、どんな症状が出るかも興味深く、“怖いもの見たさ” を刺激されます。




そして何より驚くのが、我々のまわりはこんなにも毒に溢れているのか、ということ。毒にまみれ、毒を摂取して生きていると言っても過言ではないのかも。監修統括の細矢剛先生は「毒からは決して逃れることはできない」とおっしゃっていましたが、それを実感します。毒を正しく恐れ、正しい知識を身につけることにより自身を守るとともに、毒は薬にもなり、我々の生活を豊かにしてくれるものでもあることを実感します。

ただなんとなく怖いと思っていた “毒” が、これほど身近で、これほど深く我々の生活や歴史に関わっているとは、そのスケールの大きさにも驚くとともに、“毒” へのイメージが一新する、知的好奇心をくすぐられるとともに、生活に役立つ展覧会です。

特別展「毒」は2023年2月19日(日)まで国立科学博物館で開催!

会場に子どもたちに大人気の昆虫学者・井手竜也先生もいらして、ちょっとだけインタビューさせていただきました!
ー 虫が好きな子どもたちはたくさんいますが、昆虫採集をするにあたり毒虫や毒のある植物にはどのように注意するとよいでしょうか?

経験しないとわからないことは多いですが、図鑑や今回の特別展のようなものを通して知ることが大切だと思います。毒があるかどうかは姿形からだけではわからないので、まずはしっかり警戒すること、正しい知識を得ること、そして経験を積むことが大切です。

国立科学博物館初となる「毒」をテーマにした特別展「毒」が2022年11月1日(火)から開催!内覧会に参加した特別展毒の感想を交えたレポート!“毒”をわかりやすく楽しく伝える展覧会。毒のスケールの大きさに驚き、“毒”へのイメージが一新!国立科学博物館 動物研究部 陸生無脊椎動物研究グループ研究員/博士の井手竜也先生

国立科学博物館初となる「毒」をテーマにした特別展「毒」が2022年11月1日(火)から開催!内覧会に参加した特別展毒の感想を交えたレポート!“毒”をわかりやすく楽しく伝える展覧会。毒のスケールの大きさに驚き、“毒”へのイメージが一新!

展示を見ながら解けるので、子どもたちはぜひ「QuizKnockからの挑戦状」をやってみよう!「お子さんとって展示は文字が多いと感じられるかもしれませんが、クイズの答えを探すという目線になると、たとえばあまり興味のなかった植物にも興味を持ってもらえるかもしれません。興味喚起の補助として使っていただき、特別展「毒」のおもしろさをクイズを通しても感じていただければと思います」と伊沢拓司さん

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実物の約30倍もあるハブは大人も丸呑みされそうなほど大きな口、そして毒牙がすごい!

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空からはオオスズメバチが狙っています。実物の約40倍。針がすごい!

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約100倍もの大きさのイラガ。棘だらけ!

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こちらはハブの頭部の解剖拡大模型(約6倍)。頭部の左右後方にある毒腺(唾液腺が変化したもの)で毒液を合成し、管を介して前方の毒牙に送ります

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ハブの毒牙の拡大模型(約30倍)。注射針のように根元と先端に穴が開いた管状になっている。本展には拡大模型がたくさんあり、監修統括の細矢剛先生は「3Dプリンタで新たに作成したモデルがたくさんあります。拡大してはっきりわかったこともありました」

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日本の三大有毒植物「ドクウツギ」「トリカブト」「ドクゼリ」

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じゃがいもの新芽に毒があることは有名ですが、ビワやインゲンマメにも毒がある。身近にある毒を紹介

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洞窟や秘密の部屋を探っていくようなイメージの展示会場。ここでは毒虫や有毒爬虫類・両生類をはじめ、珍しい毒を持つ哺乳類を紹介

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「毒虫」のところに展示されている多様なスズメバチ類の標本。ハチ毒でもっとも危険なのは、免疫の過剰反応によって引き起こされるアナフィラキシーショック

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どのハチに刺されると一番痛いのかを調べた「シュミット指数」。実際にハチに刺されてその痛みを相対的に数値化した。セイヨウミツバチの痛みを基準(レベル2)としてもっとも痛いのがレベル4

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レベル4の目がくらむほど凄まじい電撃的な痛みをもたらす、世界最大級のハチ「タランチュラホーク」。ハチに刺された痛みは針の物理的な痛みの他、毒液中に含まれるさまざまな毒成分があり、大きいハチほど痛いとは限らない

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「毒」と言って真っ先に思い浮かぶひとつが「フグ」。毒を持つフグやフグ毒の仕組みを紹介

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フグの毒は肝臓、卵巣、腸、そして皮にもある

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世界最大の毒ヘビ「キングコブラ」(全身骨格)は神経毒や細胞毒が含まれ、一咬みの毒の量が非常に多い。奥には世界最大級のトカゲ「コモドオオトカゲ」。唾液に血液凝固を阻害する成分を含む

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アフリカでもっとも恐れられている毒ヘビ「ブラックマンバ」。強力かつ即効性の高い神経毒を持つ

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ビビットな色でいかにも毒があることがわかるヤドクガエル。最大でも4センチほどの大きさ

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哺乳類で毒を有するものは少なく、カモノハシやスローロリスの仲間、ソレノドンの仲間が知られている。カモノハシは卵を産む哺乳類としても珍しい。オスは後肢に有毒な蹴爪を持つ

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「派手なきのこは毒きのこ」「虫食いがあれば食べられる」など、さまざまな迷信が存在する毒きのこ。しかし、きのこの食毒を見分けるための万能の方法は存在しない。写真は幻覚症状をもたらす毒きのこ。「マジックマッシュルーム」とも呼ばれ、食べることはおろか所持することも法律で禁止されている

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間違えやすい毒キノコ。マツタケに似た「カキシメジ」は毒きのこ

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海にも多くの有毒動物がいる。日本近海にも生息している「アカエイ」は尾びれに毒棘がある

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「アカエイ」の毒棘の約10倍の拡大模型。ノコギリのようにギザギザしていて、傷口が大きくなりやすい

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イモガイ類の「アンボイナ」は強力な毒を持ち、獲物を速やかに殺して食べる。なおイモガイ類のつくる神経毒のひとつはモルヒネの1,000倍強力な鎮痛剤として実用化されている

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海岸で見られる有毒動物。「ガンガゼ」「トックリガンガゼモドキ」「スベスベマンジュウガニ」「ウモレオウギガニ」「クサフグ」「ハオコゼ」「ヒョウモンダコ」「ゴンズイ」

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人間がつくった毒としてPOPs(残留性有機汚染物質)やマイクロプラスチックを取り上げている

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今までの展示会場とは一変しラボの雰囲気に。ここでは研究によって明らかになった成果や、毒に耐えるよう進化した生物を紹介。コアラもそのひとつ

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先史時代より毒を利用してきた人類。西洋哲学の父として知られる哲学者のソクラテスの死刑ではドクニンジンの汁が使用された

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トリカブトの毒を使用した弓矢。矢じりのくぼみに毒がつけられた

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タマネギ、ニンニク、小麦粉、じゃがいも、ブドウ、チョコレート、ピーナッツなどなど、普段よく口にしているものにも毒が。われわれは毒とともに生きていることがわかる

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ニュースなどで耳にする「セアカゴケグモ」や「ヒアリ」は人によって持ち込まれた外来の毒生物

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今回の特別展は常設展示と関係したものがある。興味を持ったら常設展示も見てみよう!

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