#子どもたちへ 朝日新聞記者(極地記者)

中山由美さんおすすめ!

書籍「北極と南極のへぇ〜 くらべてわかる地球のこと」の著書で、第61次南極観測越冬隊に同行し2019年11月から2021年3月(予定)まで南極で取材をしている朝日新聞の極地記者 中山由美さんが、今おすすめの本を紹介!メッセージも! #子どもたちへ

子どもの頃に大好きだった冒険の物語を紹介します。大人になった私は、現実の世界でもそれを楽しんでいるのかもしれません。

実はいま、第61次南極観測越冬隊に同行し、3度目の南極、昭和基地で越冬しています(2019年11月〜2021年3月予定)。私にとって極地は「地球の上にいるんだ!」って体で感じられる場所。自分の体で実感していることが、やっぱり楽しいのです。

でも極地まで行かなくても、私たちのまわりにも不思議なこと、まだわからないことはいっぱいあります。ふだん気がつかないことがたくさんかくれているはず。自分で探して、体験して、新しい発見をしてほしい、それがみんなの「冒険」になるに違いありません。

(2020年6月4日[木]公開)

子どもにしか見えないものも
冒険ファンタジーに夢中!

書籍「北極と南極のへぇ〜 くらべてわかる地球のこと」の著書で、第61次南極観測越冬隊に同行し2019年11月から2021年3月(予定)まで南極で取材をしている朝日新聞の極地記者 中山由美さんが、今おすすめの本を紹介!メッセージも! #子どもたちへ 「そんなに厚い本、読めるの?」

小学校低学年のころ、文庫から帰ってきた私に、母がそんなことを言ったのを覚えています。週2回通い、毎回2冊借りて読んでいました。

冒険ファンタジーものは夢中になって読みました。特に好きだったのは「ナルニア国物語」と「指輪物語」のシリーズです。

ナルニア国物語」は、たんすの中へ入って行ったり、壁にかかった海の絵に吸い込まれたり…、現実の世界からナルニア国へ飛び込む不思議な入り口があること、見たこともない世界で繰り広げられる冒険にわくわくし、登場人物も成長しながら7巻まで続いていく。最終章で終わるのが寂しかったです。大人になってから映画になったものも観ました。

書籍「北極と南極のへぇ〜 くらべてわかる地球のこと」の著書で、第61次南極観測越冬隊に同行し2019年11月から2021年3月(予定)まで南極で取材をしている朝日新聞の極地記者 中山由美さんが、今おすすめの本を紹介!メッセージも! #子どもたちへ 同じように「ホビットの冒険」、それに続く「指輪物語」も大好きなシリーズでした。小人や大男やいろんな種族が出てきておもしろいですね。

「ナルニア国物語」に比べると少し暗いところもあります。つらくきびしい冒険の中、どうしても欲しいという “欲” “ねたみ”、それに負けてはいけないという “自分の心との戦い” も描かれていて、小さい子どもから大人まで、いろんな読み方ができる作品です。

 

書籍「北極と南極のへぇ〜 くらべてわかる地球のこと」の著書で、第61次南極観測越冬隊に同行し2019年11月から2021年3月(予定)まで南極で取材をしている朝日新聞の極地記者 中山由美さんが、今おすすめの本を紹介!メッセージも! #子どもたちへ 書籍「北極と南極のへぇ〜 くらべてわかる地球のこと」の著書で、第61次南極観測越冬隊に同行し2019年11月から2021年3月(予定)まで南極で取材をしている朝日新聞の極地記者 中山由美さんが、今おすすめの本を紹介!メッセージも! #子どもたちへ 日本の作品だと「ポケットの中の赤ちゃん」が忘れられません。ママのエプロンの中から出てきた小さなムーが、夜になると不思議な世界に連れて行ってくれるお話です。

それと「だれも知らない小さな国」に始まるコロボックル物語のシリーズ。大人には見えないけれど、子どもには葉っぱのかげにかくれ、すばしっこく動くコロボックルが見える。そんな話にひきこまれ、自分も見えるかもと目をこらしたこともありました。

大人になると忘れてしまう大切なものを子どもは持っている、大人よりすごいんだって気分にもさせてくれます。

いま、南極で越冬中!
大人になって現実の世界でも冒険を

大好きだった冒険の物語、大人になった私はそれを現実の世界でも楽しんでいるのかもしれません。重たい荷物を背負いながら一日歩き続け、くたくたになってたどり着いた山の頂上で出会える景色のすばらしさ、海にもぐって魚たちと泳ぐ楽しさに心が躍ります。そして北極や南極へも何度も行くようになりました。寒くても疲れても、自分の体で実感していることが、やっぱり楽しいのです。

実はいま私は3度目の南極、昭和基地で越冬しています。私にとって極地は「地球の上にいるんだ!」って体で感じられる場所。こんな言葉だけではわかりにくいですよね。出発前に出した本「北極と南極のへぇ~ くらべてわかる地球のこと」などに詳しく書いたので、読んでいただけるとうれしいです。

極地まで行かなくても、私たちのまわりにも不思議なこと、まだわからないことはいっぱいあります。ふだん気がつかないことがたくさんかくれているはず。自分で探して、体験して、新しい発見をしてほしい、それがみんなの「冒険」になるに違いありません。

書籍「北極と南極のへぇ〜 くらべてわかる地球のこと」の著書で、第61次南極観測越冬隊に同行し2019年11月から2021年3月(予定)まで南極で取材をしている朝日新聞の極地記者 中山由美さんが、今おすすめの本を紹介!メッセージも! #子どもたちへ 中山由美

朝日新聞記者。極地記者。ドイツ・チュービンゲン大学留学、1992年、東京外国語大学大学院修士課程(ドイツ語学専攻)修了。1993年朝日新聞社入社。2003年11月〜2005年3月まで第45次南極観測越冬隊に、2009年11月〜2010年3月まで第51次夏隊セールロンダーネ山地地学調査隊に同行。そして現在、第61次越冬隊で南極・昭和基地で越冬中(2019年11月〜2021年3月予定)。

北極はグリーンランドやスバールバル諸島など7回、パタゴニアやヒマラヤの氷河も取材。2002年度、2012年度新聞協会賞、科学ジャーナリスト賞2012受賞。

主な著書に『こちら南極 ただいまマイナス60度』『南極で宇宙をみつけた!』(草思社)がある。また2019年7月に上梓した『北極と南極のへぇ~ くらべてわかる地球のこと』(学研プラス)は、第66回 青少年読書感想文全国コンクール小学校中学年の部(小学3~4年生)課題図書に選出。

twitterで南極の様子を紹介!
twitter:https://twitter.com/YumiPolar

南極プロジェクト(朝日新聞DIGITAL):
http://www.asahi.com/special/nankyoku/

書籍「北極と南極のへぇ〜 くらべてわかる地球のこと」の著書で、第61次南極観測越冬隊に同行し2019年11月から2021年3月(予定)まで南極で取材をしている朝日新聞の極地記者 中山由美さんが、今おすすめの本を紹介!メッセージも! #子どもたちへ 第66回 青少年読書感想文全国コンクール小学校中学年の部 課題図書
環境ノンフィクションシリーズ
北極と南極のへぇ〜 くらべてわかる地球のこと
文・写真:中山由美
学研プラス(2019年7月30日発売)
1,400円(税別)

さて、質問です。「北極と南極、より寒いのはど〜っちだ?」「 氷の量はどちらが多いの?」「どんな動物がいるの?」など、実は知らないことがいっぱい! そしてふたつの極地を比べてみると、似ているようで違うところがいっぱい!

著者の朝日新聞記者である中山由美さんは、小学校などで講演するときに、子どもたちに聞くそうです。みんなよくわからなくて盛り上がるそう。

どちらが寒いかはもちろん、その理由を小学生にもわかりやすく説明してくれるのが本書。北極代表のホッキョクグマくんと、南極代表のアデリーペンギンちゃんに案内されながら、楽しく読み進めていくと、とても遠い存在だった「極地」が、自分たちの身近な問題に関わっていることがわかってきます。北極・南極の素晴らしさにふれながら、地球のことを見つめよう!

【インタビュー】中山由美さん(朝日新聞記者)

【トップページ】#子どもたちへ おすすめとメッセージ!

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