どこから見ると楽しめるかヒントを提案!
初めてにも、一歩先の美術鑑賞にもオススメ!
“比べて見る” ことによって西洋絵画のおもしろさを体感できる、初めての美術鑑賞にもピッタリの展覧会「西洋絵画、どこから見るか?—ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館」(略称「どこみる」展)が、2025年3月11日(火)〜6月8日(日)に国立西洋美術館(東京・上野)で開催!
サンディエゴ美術館は、米国西海岸において最初期に収集された充実した西洋古典絵画のコレクションを有し、国立西洋美術館は東アジアにおいて唯一の体系的な西洋絵画のコレクションを誇っています。
「どこみる」展では、そのサンディエゴ美術館と国立西洋美術館の所蔵品計88点を組み合わせ、作品をどのように見ると楽しめるかという観点から、鑑賞のヒントを提案! 関連する作品をペアや小グループごとに展示、比較して鑑賞することで、さまざまな角度から絵画が持つストーリーを深掘りできます。
さらに、サンディエゴ美術館から出品されるジョルジョーネやサンチェス・コターンなど、世界に冠たる傑作を含む49点はいずれも日本初公開! ルネサンスから19世紀末までの600年にわたる西洋美術の歴史をたどりながら、ひとりひとりの「どこみる」を、ぜひ会場で探してみてください。
ロココ vs 新古典 女性ファッション対決
カペの自画像では、ヴォリュームを強調した巻き髪や淡いブルーのリボンとドレスがロココの雅なファッションを伝えるのに対し、ブノワの女性像は、ギリシャ彫刻を思わせる薄手の白いシュミーズドレスの上にショールをまとい、より簡潔な新古典主義の時代の到来を伝えています。
「どこみる」展の見どころ
・日本初公開となるサンディエゴ美術館コレクション全49点を国立西洋美術館コレクション39点がお出迎え! 日米2館、総勢88点のコラボレーションを楽しめます!
・スペイン美術の名品が勢ぞろい! エル・グレコ、スルバラン、ムリーリョ、ソローリャなど。サンディエゴ美術館は、実はスペイン美術の宝庫です。
・スペインの静物画、「ボデゴン」の最高傑作が来日! フアン・サンチェス・コターン《マルメロ、キャベツ、メロンとキュウリのある静物》。サンディエゴ美術館の顔ともいえる重要作です。
・他にも有名作家が続々登場! ジョット、フラ・アンジェリコ、ジョルジョーネ、ルーベンス、ドガ‥‥。ルネサンスから19世紀まで、西洋絵画600年の歴史を知る絶好の機会です!
聖母子を比べる
聖母子はルネサンスを通じてもっとも頻繁に描かれた画題のひとつで、窓枠のような細長い欄干の向こう側に半身像のマリアが幼児キリストとともに立つタイプは、とりわけ15世紀後半に好まれた形式です。ヴェネツィアで絵を学んだクリヴェッリは、イコン画に由来する天の女王としてのマリアを厳粛で威厳に満ちた存在として描き出し、一方フィレンツェの盛期ルネサンスを代表するデル・サルトは、愛情豊かな母としてのマリアの姿をより身近な存在として表現しました。
※入館は閉館の30分前まで
中学生・高校生
大人
https://www.nmwa.go.jp/jp/visit/map.html
・京成電鉄「京成上野」駅下車 徒歩約7分
・銀座線、日比谷線「上野」駅下車 徒歩約8分
【スペシャルチケット】
・ペア早割チケット(一般2枚):4,100円(税込)
※販売期間:2024年12月31日(火)まで。数量限定、なくなり次第終了。
・音声ガイド付きチケット:2,700円(税込)
※観覧券と音声ガイドがセットになったお得なチケット(※一般のみ)。
・「わたしのどこみるノート」付きチケット:2,600円(税込)
※本展鑑賞中、気になった作品をメモできるオリジナルノート付きチケット(※一般のみ)。ぜひあなただけの「ここを見る!」ポイントを探してみてください。
※販売期間:2024年12月1日(日)~2025年3月10日(月)。数量限定、なくなり次第終了。詳細は後日公開。
【前売券】
・一般:2,100円
・大学生:1,300円
・高校生:900円
※販売期間:2025年1月2日(木)~3月10日(月)。
※前売券販売は公式オンラインチケット(e-tix)、TBSチケット、セブンチケット、チケットぴあ、ローチケ、アソビュー、他。
※価格はすべて税込。
【当日券】
・一般:2,300円
・大学生:1,400円
・高校生:1,000円
※価格はすべて税込。
※当日券販売:国立西洋美術館(開館日のみ)、公式オンラインチケット(e-tix)、TBSチケット、セブンチケット、チケットぴあ、ローチケ、アソビュー、他
※中学生以下、心身に障害のある方および付添者1名は無料。入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障害者手帳をご提示ください。
※国立美術館キャンパスメンバーズ加盟校の学生・教職員は、本展を学生1,200円、教職員2,100円でご覧いただけます。
学生証または教職員証をご提示のうえ当館券売窓口にてお求めください。
※観覧当日に限り本展の観覧券で常設展もご覧いただけます。
・協賛:DNP大日本印刷
・後援:アメリカ大使館
・協力:西洋美術振興財団
・特別協力:Manifesto Expo
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