2017年4月1日(土)名古屋にオープン!

「レゴランド」体験レポート!

いよいよ「LEGOLAND©Japan(レゴランド ジャパン、以下、レゴランド)」が名古屋にオープン! 2017年3月17日(金)にプレスプレビューが開催されたので、さっそく行ってきました。心待ちにしている子どもたちも多いことでしょう。その様子をレポートします!(全2ページ)
「レゴランド」体験レポートの写真

日本では初めてとなる屋外型の「レゴランド」が2017年4月1日(土)にオープン! 世界ではデンマークや米国などに続き8ヵ所目

車窓から見えるレゴの塔にドキドキ!

名古屋駅からあおなみ線で約25分。終点の「金城ふ頭」駅に着くと、進行方向右手の車窓からカラフルな塔が見えてくる。塔のてっぺんには「LEGO」の旗。そこにはどんな世界が待ち受けているのか、想像すると否が応にも気分が盛り上がってきました。




「金城ふ頭」駅から「レゴランド」までは徒歩約10分。小さなお子さんの足では15分以上はかかりそう。駅の高架デッキを渡り、「レゴランド」のオープンにあわせて整備中の商業施設「メイカーズピア」を通ると「レゴランド」のカラフルなエントランスが現れます。

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楽しげな雰囲気が漂うエントランス。ロボットもお出迎えしてくれました

エントランスを入ると出迎えてくれるのは、大きな赤い恐竜。もちろんすべてレゴでできています。その奥には、さきほど電車から見えた塔「オブザベーション・タワー」、左右の建物もすべてカラフルなレゴの配色。レゴが好きな子どもたちにとっては、今まで遊んでいたレゴの世界に小さくなって足を踏み入れたかのような、まさに夢で見た国のように感じられることでしょう。

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レゴランド内には1,700万個のレゴブロックと、10,000のレゴモデルが用意されました。レゴモデルは大きなものから小さなものまでさまざま

まずは塔からレゴランドの全景を見てみよう!

「レゴランド」の広さは、およそ東京ドーム2.8個分7つのエリアにわかれ、40を超える乗り物、ショー、アトラクションが楽しめます。どこから見たらいいものか? まずは高いところから全景を見てみることにしました。
■ 7つのエリア「ファクトリー」「ブリックトピア」「アドベンチャー」「ナイト・キングダム」「パイレーツ・ショア」「ミニランド」「レゴ・シティ」について、詳しくはこちら

電車からも見えた塔は、「ブリックトピア」というエリア内にある、高さ約50メートルの「オブザベーション・タワー」。円形のゴンドラが回転しながら上昇・下降し、レゴランド全体を見ることができます。乗車時間は約5分。上昇下降も回転もゆっくりなので、高いところが苦手でなければ、小さなお子さんはもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんも安心して乗れそうです。

※2017年4月1日(土)にオープンするのは13ヘクタールのうちの9ヘクタール。残りは2019年に着工、2021年に完成予定。

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「オブザベーション・タワー」のゴンドラ内ではレゴランドの説明もしてくれます

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「オブザベーション・タワー」から見た「ミニランド」の全景。「ミニランド」では東京、大阪、京都、名古屋の景色や町並みをレゴ ブロックで再現している

ファラオの盗まれた宝物を探せ!
海や陸の古代遺跡を探険!

「オブザベーション・タワー」から各エリアの位置やアトラクションが把握できたので、気になる乗り物から乗ったり見たりすることにしました。まず最初は「アドベンチャー」エリアにある「サブマリン・アドベンチャー」。潜水艦に乗り込んで実際に水中に潜り、レゴでつくられた古代遺跡や本物の海の生き物が見られるアトラクションです。

実はこれ、2017年3月14日(火)にレゴ認定プロビルダー 三井淳平さんのインタビューをさせていただいたとき、その場にいらっしゃった担当の方からおすすめしていただいたもので、楽しみにしていたアトラクションのひとつなんです。
【インタビュー】レゴ®認定プロビルダー 三井淳平さんが、子どもたちへレゴ上達のアドバイス!

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潜水艦に乗って海底の古代遺跡と本物の海の生物が見られる「サブマリン・アドベンチャー」

海底ということで潜水艦に乗るまでのウェイティングスペースもかなり暗め。雰囲気はあるけれど、小さいお子さんが怖がらないかはちょっと心配。潜水艦は鮮やかなイエローサブマリン。乗艦時もゆっくり動いているし、階段がちょっと急なのでしっかり手すりにつかまり足元に気をつけて艦内に入ったら、おすすめの席は丸い窓のある前方右側。潜水艦は右回りに回遊し、その中に古代遺跡がつくられているため、前方に座れなくても左側より右側の方がより楽しめます。

カラフルなレゴに負けないくらい色鮮やかな海の生き物たち。「なんの魚だろう?」と思ったら、窓の上に魚を紹介しているパネルがあります。潜水艦内も暗く、決して広くないけれど、明るい海中に魚たち、そしてレゴの遺跡と、そちらに興味津々で、怖さは忘れていると思います。

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潜水艦が近づいてきました。これに乗って海中を探検します!

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おすすめの席は前方右側。窓の上には魚の説明が

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古代遺跡を発見! レゴダイバーやナポレオンフィッシュも見えます。海の生物は80種、2,000匹もいるそうです

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潜水艦から降りると、ヒトデに触れるタッチプールもありました

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「アドベンチャー」エリアには、水しぶきをあげて疾走する「スクイット・サーファー」も楽しめます

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内部の撮影はできなかったのですが、冒険用のクルマに乗って盗まれた宝物を取り戻すシューティングゲームを楽しめる「ロスト・キングダム・アドベンチャー」

レゴでつくった名古屋城も!
1千万個以上のレゴで日本の名所を再現!

次に見たのは、「アドベンチャー」エリアの隣にある「ミニランド」。プレスプレビューの前日にようやく完成したそうで、初お披露目となりました。

東京、大阪、京都、そして名古屋の景色や町並みを、なんと1,049万6,352個のレゴ ブロックで再現! 制作は延べ50万時間にもおよんだそうです。すべてレゴでつくられていることにも驚きますが、遊び心満載でつくられていて、細かいところもチェックすると、思わぬ発見に頬が緩みます。

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スカイツリーに東京タワー、そしてレゴランドの「オブザベーション・タワー」、この3つを一緒に見られるのはここだけ! なかでもスカイツリーは一番高い建造物で約9メートル

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高さ約2メートル、約22万5,000個のレゴ ブロックでできた名古屋城を見られるのは、ここだけ!

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名古屋城の屋根には、もちろん金の鯱も!

ちょっと濡れるのは覚悟のうえ、水鉄砲で海賊たちと大暴れ!
ドラゴンに乗って空を駆ける!

「ミニランド」で小さな世界を楽しんだら、次はスケール大きく「パイレーツ・ショア」で海賊と戦うために大海原へ! 船に乗って水の出る大砲で海賊たちと大決戦! 攻撃もされるので、水に濡れる覚悟と用意が必要です。

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「パイレーツ・ショア」にある、海賊船に乗って水の出る大砲で海賊をやっつける「スプラッシュ・バトル」

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海賊船がスイングしながら回転もしちゃう「アンカーズ・アウェイ」

「パイレーツ・ショア」の奥には、中世をイメージしたエリア「ナイト・キングダム」があります。ここにはドラゴンが住むお城があり、そのドラゴンに乗れちゃうんです! そう、ドラゴンの形をしたジェットコースター、その名も「ザ・ドラゴン」。「ザ・ドラゴン」は厳しいかな、という小さなお子さんには、ドラゴンを模したミニ・ローラーコースター「ドラゴン・アプレンティス」も用意されています。

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中世をイメージした「ナイト・キングダム」。ドラゴンの住むお城があります

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ドラゴンに乗ってお城を駆け巡る「ザ・ドラゴン」

こんな町に住んでみたい!
子どもたちの夢の町、レゴ シティ

レゴ シティ」は、その名のとおりレゴの町。映画館や消防署、警察署、ドライビングスクールやエアポート、ゲームセンター、レゴ ショップなどが軒を連ねています。

子どもたちだけでなく、家族一丸となって楽しめそうなのが「レスキュー・アカデミー」。消防車に乗り込み燃えている建物の火を消して戻ってくるのですが、消防車の動力はふたりが交互に押し込む手押しポンプ。6台ある消防車にそれぞれの家族が乗り込んだら一斉にスタート、どの消防車が一番に戻ってくるか、デッドヒートが繰り広げられるそうです。ポンプは意外と重たく、けっこうな運動になりますよ。

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子どもが楽しんでいる写真じゃないので伝わりづらいと思いますが、実際にはとても盛り上がりそうな「レスキュー・アカデミー」

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講習と実技を受けてレゴランド ドライバーズ ライセンスがもらえる「ドライビング・スクール」。3歳から5歳までの子ども向けの「ジュニア・ドライビング・スクール」もある

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ドライバーズ ライセンスは全員がもらえる。写真は自分の写真を入れられる有料(1,500円)のドライバーズ ライセンス。ストラップ付き

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モーターボートを操縦できる「コースト・ガード・エイチキュー」。他にもまだまだ乗り物がたくさん!

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約500席の「パレス・シネマ」。特殊なメガネをかけて楽しむ4Dムービーなどを上映

レゴ ブロックができるまでを見学!

エントランス右手にあるエリアが「ファクトリー」。ここではレゴ ブロックができるまでの工場見学や、アジア最大級のレゴ ショップがあります。車いすやベビーカーのレンタルもできるので、必要な方はまずここに立ち寄ってから「レゴランド」を楽しみましょう!

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レゴ ブロックができるまでが見られる工場見学。最後はできたてのレゴ ブロックをプレゼント!

激しい乗り物はちょっと苦手な小さなお子さんに!
今後の目玉のひとつになりそうな「ロボティック・プレイセンター」も!

最後はレゴでできたメリーゴーランドやコーヒーカップのような乗り物をはじめ、「レゴ ニンジャゴー」をテーマにしたライブショー、大きなサイズのデュプロ・ブロックやレゴ ブロックで自由に遊べるスペース、レゴ ブロックのワークショップも開催しているのが「ブリックトピア」。「オブザベーション・タワー」もこのエリアにあります。

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レゴ ニンジャゴーをテーマにしたライブショー。パペットとプロジェクションマッピングを融合した、ニンジャゴーの世界を体験できる「レゴ ニンジャゴー・ライブ」

激しい乗り物にはまだ乗れないお子さんや、たくさんのレゴ ブロックで遊んだり、つくり方を学びたいお子さんにはぴったりです。さらに、モーターやコンピューターを搭載した最先端のレゴ ブロックでできたロボット「レゴ マインドストーム」でプログラミングを学べる「ロボティック・プレイセンター」もここ。プレスプレビューのときにはまだ見られなかったのがとても残念でしたが、楽しみながらプログラミングを学ぶことができる、人気の施設になりそう。楽しめるだけではなく、将来役に立つ知識を学べるところには、単なるテーマパークではない、「レゴランド」の新しい可能性を感じます。

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レゴ ブロックを使っていろいろなものがつくれる「ビルド・アンド・テスト」。クルマをつくってみんなでレースをしたり、カラフルな魚を泳がせることも

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ワークショップを楽しめる「レゴ クリエイティブ・ワークショップ」や「ロボティック・プレイセンター」。創造性を学べる場所だ

これからの展開も期待大!

「レゴランド」のアトラクションはだいたい5分程度で終了するとともに、それほど激しくありません。アトラクションにスリルを求めていると少々物足りないかもしれませんが、それは「レゴランド」の対象年齢が2〜12歳と、他のテーマパークと比べ低年齢層だから。しかし、そのおかげで、激しい乗り物が苦手なおじいちゃん、おばあちゃんも、孫と一緒に乗り物を楽しんだり、孫が楽しんでいる姿を間近で楽しめそうです。

またレゴが大好きな子どもたちにとっては、園内のさまざまなレゴでつくられたオブジェ、世界観、そしてレゴで遊べるスペースやレゴの腕を磨けるワークショップは、とても魅力的でしょう。ますますレゴが好きになる仕掛けも盛りだくさんです。

さらにワークショップや「ロボティック・プレイセンター」は、年間パスポートで頻繁に行ける人にとっては、とても恵まれた環境になりそうです。10年もしたら、「レゴランド」でプログラミングを学んだ子どもたちが、AIやロボットの開発などで活躍しているかもしれません。

■ 次ページは「レゴランド」7つのエリアの紹介とそれぞれの空中写真、料金について!

■ レゴランド ジャパン
【映画紹介】「レゴ®バットマン ザ・ムービー」
【試写会レポート】「レゴ®バットマン ザ・ムービー」キッズイベント親子試写会
【イベント情報】レゴ®バットマンGO!!GO!!フェスタ(デックス東京ビーチ)
【インタビュー】レゴ®認定プロビルダー 三井淳平さんが、子どもたちへレゴ上達のアドバイス!
【映画レビュー】「レゴ®バットマン ザ・ムービー」(日本語吹替版/2D)

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