「SA・N・KYU」(さ・ん・きゅ)をテーマに
日本初の「キャットウォーク・フォー・ウォーター」開催!
「CATWALK for WATER」(キャットウォーク・フォー・ウォーター)は、化粧品ブランド「アヴェダ」の環境保全への啓蒙活動のひとつで、毎年4月の世界規模で開催される「アースデー」月間を中心に行なっているチャリティ ファッション&ヘアショーです。
美容サロンで出る商材を入れる箱や汚れたタオル、クロスなどのゴミとなる素材を使って制作したアート性の高い衣装を纏ったモデルによるランウェイと、その場で実演するトップスタイリストによる芸術的なヘアショーの両方を楽しめます。
日本では今回が初開催。「SA・N・KYU」(さ・ん・きゅ)をテーマに、スタイリストが役目を終えた廃材や資材に“ありがとう”の気持ちを込めて、もう一度命を吹き込みました。
参加したのは日本トップクラスの3つのヘアサロン、「Honda Aveda」のオーナーMasa Hondaさん、「Le Clic Aveda」アートディレクターの市川ヨシアキさん、「Heaka Aveda 新宿伊勢丹店」クリエイティブディレクターのイリキヒロミさんの3名。



さらに今回は、モデルさん2名ずつを「S」「N」「K」の3チームに分け、今回のテーマ「SA・N・KYU」に一番ふさわしいファッション&ヘアだと思うチームへ観客が募金する人気投票を行ないました。集まったお金はすべて熊本の震災へ寄附され、関わるすべての人が参加しながら楽しめるチャリティショーとなっていました。
水だけでつくりあげる芸術的なヘアスタイルは圧巻!
ヘアショーは観客席の真ん中で行なわれ、さきほどまでステージ上をランウェイしていたモデルさんが目の前に! トップスタイリストたちの世界レベルのテクニックによって瞬く間に芸術的なヘアスタイル、メイクがつくりあげられる過程を間近で見られる素晴らしい機会に、集まった観客は見とれるばかり。
今回はアイロンやドライヤーをまったく使わない“電気を必要としないエコヘアスタイル”。また、38度のお湯で1分間流すと汚れの70%は落ちるため、汚れを落としてからシャンプーを使えば少ない量で済むこと、ドライヤーも電力をたくさん使うため、タオルドライをすることで電力も抑えられるなど、何も使わないことは難しいけれど、使う量を考えることへの意識を高めてほしいと呼び掛けました。
スタイリストの手によって美しく変身していく様は本当に見事で、たくさんの子どもたち、特に女の子には機会があればぜひ見てほしいと感じました。本や映画で見る“キレイになる魔法”を実際に体感でき、また魔法を使うスタイリストの方々の言葉は強烈に心に刻まれ、環境について考え、自然と行動に移すことができるようになるでしょう。そのような子どもたちが増えることが、持続可能な地球環境には不可欠だと思っています。
何より見ていて楽しく、自然とチャリティーにも参加できる素晴らしいショーでした。なお今回のショーに関わるスタイリストや関係者は、すべてチャリティによる参加でした。
■ アヴェダ「CATWALK for WATER」(キャットウォーク・フォー・ウォーター)公式サイト

























