
映画に感動、参加者の方々の感想にも涙!
この夏、親子におすすめの映画!
試写会レポートにこの書き出しは少々不自然かもしれませんが、参加者の方々の感想を読んでいたら本当にていねいにお答えいただいたこと、そしてみなさんの想いに何度も文字がゆがんでしまいました。ご協力いただき本当にありがとうございました。映画もですが、みなさんの感想にも感動してしまいました。
さて、ここからレポートです(笑)。ネタバレなしなので安心してご一読ください。そして最後まで読んでいただけた方には嬉しいお知らせも!
子どもたちが夏休みに入って最初の週末、7月25日(金)に8月1日(金)公開のディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』(2D吹替)親子試写会を開催しました!

たくさんの方にご参加いただき会場はほぼ満席。『星つなぎのエリオ』への注目の高さがうかがえます。実写映画『リロ&スティッチ』やプラネタリウムで流れた予告で『星つなぎのエリオ』を知り、今回の試写会を楽しみにしていたお子さんもいました。
映画は両親を失いひとりぼっちになってしまった少年・エリオが、本当の居場所を大好きな宇宙に求めて冒険する感動のファンタジーアドベンチャー。宇宙で出会ったエリオと同じように孤独を感じているエイリアンの少年・グロードンとの絆を深めることで、友情や家族との大切な “つながり” に気付いていきます。しかし、この出会いが銀河を揺るがす大事件を巻き起こし‥‥。
笑いあり、涙あり、小学生にもぴったり!
宇宙や星座を学びはじめる小4にはタイムリー!
参加したお子さんは合計31名(男の子:18名/女の子:13名)、今回は小学生を対象とさせていただいたので学年と男女の人数は以下となりました。
JAXAの筑波宇宙センターによく遊びに行く、誕生日プレゼントが天体望遠鏡、プラネタリウムが好き、お子さんの名前が宇宙にちなんでいるなど親子で宇宙に興味を持っているガチ勢もいらっしゃいましたが、そうではない方、そして小学4年生はちょうど宇宙や星座について勉強しはじめたようで、興味を持つにはちょうどいいタイミングという方も。4年生の人数が多かったのは、それに関係していそうです。
・小学1年生:5名(男の子:5名/女の子:0名)
・小学2年生:4名(男の子:3名/女の子:1名)
・小学3年生:5名(男の子:3名/女の子:2名)
・小学4年生:9名(男の子:5名/女の子:4名)
・小学5年生:3名(男の子:1名/女の子:2名)
・小学6年生:5名(男の子:1名/女の子:4名)
上映中のお子さんの様子をお伺いすると
・グロードンとエリオの冒険のシーンを特に楽しんで観ていました。(小1:女性/小2:男性)
・感動シーンで息子が泣いていたので驚きました。普段は泣かない子なので。(小1:男性)
・ストーリーのテンポが良く、笑いあり、涙ありの展開にずっと夢中で観ていました。(小2:男性)
・感受性の強い息子は涙を流していました。(小3:男性)
・最後の方は少し泣いていました。(小3:男性)
・集中力が切れず、映像の美しさや迫力あるストーリーに惹き込まれていました。(小3年:男性/小4:女性)
・腕の鉄砲のシーンはケラケラ笑い、溶岩が迫ってくるシーンはびっくりしていました。(小3:男性/小5:女性)
・終始楽しそうに笑っていて、終盤は身を乗り出して真剣に観ていました。(小4:男性)
・エリオの秘密がおばさんに見つかってしまうところなどは特にキャーってなりながら観ていました。ところどころで泣いていたのでハンカチを渡しました。(小4:女性)
・いろいろなシーンで声を上げて笑っていてとても楽しそうでした。「今の見た!?」みたいな感じで何度もこちらを見てくるので、目をあわせてお互い笑ったりして楽しかったです。(小5:男性)
と、どの学年のお子さんも笑ったり涙したり、最後まで楽しんで観られたようです。一方、宇宙を舞台にしているため暗めのシーンも多く、悪役も出てくるので、中にはちょっと怖かったお子さんもいたようです。


オルガの孤独、葛藤、苦悩に親は共感
まるでアトラクションのような没入感も!
映画ではエリオとグロードンとの友情はもちろん、エリオと叔母さんのオルガとの家族の絆も描いています。親御さんにはオルガの孤独、苦悩が痛いほど理解できると思います。
・オルガ、グロードンの親それぞれの親の愛が感じられ感動した。
・ひとりではなく仲間と協力しあって困難を乗り越えたところがよかったです。
・子どものちょっとした変化にすぐ気付くところに愛を感じました。
・親子の愛を感じて胸がキュッとしました。映像が素晴らしくまるでアトラクションのような没入感のあるシーンがありました。
・キャラクターが魅力的なところ、特にオルガの心情の細やかな描写に彼女の葛藤と苦悩、前向きなところに惹かれました。
・エリオと自分の子どもと重ねて観たので、自分に自信を持てなかったり、孤独を感じている姿はとても辛かったです。でもグロードンというお友だちができて、友だちや宇宙の仲間を助けるために勇気を出して戦おうとする姿には泣けました。
・最初は友だちがいなかったエリオが勇気を出して立ち向かったり、最後にはたくさんお友だちができた姿に感動しました。オルガの愛情にも涙でした。
オルガの表情は本当に素晴らしくて、親御さんならこの表情だけですべてを理解できると思います。オルガの気持ち、エリオの気持ち、どちらも、よくわかります。子育ては誰もが、何度やっても手探りですからね。


帰り道に親子でたくさんの話
思春期の親子関係の改善にも効果!?
映画は親子の話題にもなったようで、たくさんのご家族で映画や宇宙についていろいろな話をしてくれました。そしてグロードンは大の人気者になったようです。
・グロードンがかわいい、かわいいと言っていました。帰りの電車でもどのシーンが涙したなどずっと話していました。(小1:男性/小4:女性)
・英語の声優の声も知りたいので、もう一度、英語で観たいと言っていました。(小2:男性)
・とってもおもしろかった! グロードンがかわいかった!と話していました。(小3:男性)

・エンドロールが終わって場内が明るくなったあとすぐに「すごいおもしろかったね!」と楽しそうに話していました。あのシーンはどう思う? とかここがおもしろかった! など、帰り道にずっと話していました。(小4:男性)
・エリオがくじけても、頑張るところを家族で話しました。「僕もそんなときはくじけずに頑張ろう」と言っていました。(小4:男性)
・「楽しかったねー」と大満足で帰りました。寝る前も翌朝も、試写会に行けなかったパパに映画の話をたくさんしていました。そして『星つなぎのエリオ』のホームページを観て、誰がどのキャラクターの声をやっているか調べて盛り上がりました。エリオの声がNHK Eテレ『にほんごであそぼ』の川原瑛都くんだとわかって、子どもたちが盛り上がっていました。(小4:女性/小1:男性)
・観に行きたいと思っていた映画でしたが、期待以上に良くて今度は劇場に家族4人で観に行こうと話しました。(小4:男性/小6:女性)
・帰り道、グロードンがかわいかったことや、おもしろかったところなど、いろいろなシーンの話をしました。親子で宇宙オタクなので、最後の野口聡一さんのナレーションの内容も話題になりました。また、エンディングの「BUMP OF CHICKEN」の曲の話題にもなり、筑波のJAXAの売店ではなぜかBUMPの曲が流れていたので、宇宙好きの人たちはBUMPが好きなんだろうか? という話までしました。(小5:男性)
・「ボイジャー計画」や「アルテミス計画」、星座の話など、帰りの電車の中でたくさんしました。(小6:男性)
・『星つなぎのエリオ』は親子の話題になり、母と息子をつないでくれました! 今回はお留守番の思春期真っ只中の長男(中1)は家で母と話をする機会が減っていましたが、今日、試写会に行ったのをきっかけに『どんな映画だった?』などなど会話がすごくはずみました。(小6:男性)
本当は応募してくださった方全員をご招待したいのですが会場の定員もありなかなか難しく、でも観られなかったご家族にお子さんが映画の話をしてくれればいいな、とは試写会を開催するたびに思っていることです。
映画が魅力的でないと話そうという気にもならないので、そういう声をいただくと本当に嬉しいですね。そして意外にも思春期の親子関係にも役立つとは! ぜひ「劇場に観に行こう!」と誘って、鑑賞後にはいろいろな話をしていただければと思います。
映画では宇宙飛行士の野口聡一さんがナレーションで参加していたり、日本語吹替の声優さんもとても豪華です!
そして「ボイジャー計画」は太陽系の外にある惑星を探査するため1977年にNASAが2機の無人惑星探査機(ボイジャー)を打ち上げた現実のものです。映画でも金色のディスクが出てきますが、これも実際にボイジャーに搭載された地球からのメッセージで、現在もボイジャー1号、2号は探査を続けながら地球からのメッセージを届けようと旅を続けています。
全員が “親子におすすめ” と太鼓判!
子どもへの愛の気持ちを再確認
毎年夏はたくさんの魅力的な映画が公開されます。そんな中でも『星つなぎのエリオ』は親子で観るのにおすすめかと聞いてみると、参加者全員から全力でおすすめの太鼓判をいただきました!
・子どもにはもちろんですが、親にも一緒に観てもらいたい映画だと感じました。特に夏休みで日々の生活に疲弊しているパパママにささると思います。
・心温まるシーンやハラハラドキドキするシーンなどが繰り広げられ、子どもと観るのに楽しい映画だと感じました。キャラクター(特にグロードン)のかわいさも魅力的でした。
・普段、日常に追われ当たり前になっていた子どもへの愛の気持ちを再確認させてくれました。
・親子で楽しめる作品だと思います。うまくいかないことで疎外感や孤独を感じても、いつだってひとりじゃないというテーマがとても良かったです。
・親子で楽しめる映画だと思った。ハラハラドキドキ、ちょっとホラーもあって楽しかった。
・家族の絆が感じられてよかったです。
・親子で観て一緒に笑ったり驚いたり、家族への愛が感じられる映画だと思いました。
・家族の愛を感じることのできる素晴らしい作品だと思いました。
・100%親子で楽しめる映画だと思います。「子ども向けのアニメ映画」で終わらず、親の心にも刺さる部分が多かったです。
・小学生の子どもは特に楽しめる内容だと思いました。途中、何度も声に出して笑ったり、おもしろいシーンがある度に私の方を見て楽しそうにしていました。最後まで飽きずに楽しむことができて、この夏に親子で観るにはぴったりだと思います。
・おもしろいシーンがたくさんあって迫力も満点、そして親が子どもを想う気持ちがとても温かくて、夏休みに家族で観る映画としてとても良いと思いました。
宇宙を舞台にした壮大なファンタジー・アドベンチャーでありながら、友情、親子の絆を描いている『星つなぎのエリオ』。試写会ではたくさんの方に楽しんでいただけたようです。
ディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』は、2025年8月1日(金)に全国公開! 2025年の夏休みに親子で観るにはぴったりの映画、きっと、良い思い出になると思います!













