
映画『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』が2026年7月24日(金)より全国公開!“全ギャバンの抹殺” を掲げる最凶の敵・ギャバンキラーによって太陽が魔空空間に食べられ、世界は闇に包まれてしまう! 全次元を巻き込んだ壮大な戦いが幕を開ける! 主演の長田光平さんに映画ならではのエピソードや見どころ、夢をつかむために心がけることなどについてお伺いしました!(インタビュー:2026年5月11日(月) TEXT:高木秀明/PHOTO:小松顕一郎)
ギャバン・インフィニティの
マスクが割れ
素顔が出ている姿でのアクション!
―「PROJECT R.E.D.」初の劇場版であり、長田さんにとっても初の主演映画ですね。公開まであと2ヵ月ほどですが、今のお気持ちはいかがですか?
「映画ってこうやってつくるんだ」ということを、演じながら実感することができて僕自身とても楽しかったです。今回のチームのみんなでつくりあげたものが、子どもたちや親御さんにどういう形で伝わるのか、とても楽しみです。新たな挑戦もしているので、そこも楽しみにしていただけたら嬉しいなと、ワクワクしています。
― 舞台やテレビドラマの経験はたくさんあると思いますが、今回の映画での「新たな挑戦」とは、どんなところでしょうか?
特撮やスーパー戦隊50年の歴史の中でも貴重な経験だと思うのですが、今回はマスクが割れて顔が見えている “面割れ” や、腕の部分も同様に露出しての撮影がありました。その状態でアクションをしたことは、僕にとって貴重な経験であり、大きな挑戦でした。その中で気づくことも多くて、とても楽しかったです。
―「面割れ」でのアクションは、弩城怜慈でのアクションと違ったり、スーツの大変さはありましたか?
スーツに入ってみて気が付いたのが「呼吸しづらいな」って(笑)。普段はスーツアクターの伊藤茂騎さんがマスクとスーツでアクションをしながらセリフも言ってくださっています。その声や熱量を現場で聞いて、後からアフレコをするのですが、「こんなにもスーツを着てアクションをしながらセリフを言うのは大変なんだ」と、改めて気づかされました。
また、「面割れ」のシーンでも体での表現が一番大事だと思ったので、伊藤さんの動きをしっかり見て勉強しながら、自分の中に取り入れるよう意識しました。蒸着前の弩城怜慈の動きは軽やかで流れのあるアクションですが、蒸着した後は力強く勢いのあるアクションに変わっていくので、その変化は自分の中でも新たな扉が開けたというか、とても意識して演じました。

映画「ゼッツ・ギャバン インフィニティ」製作委員会
©︎テレビ朝日・東映AG・東映
映画は怜慈を深掘りできる回
アルファ地球の過去の秘密も!
映画限定フォームの印象は「神」
― 今回の映画で「弩城怜慈のここを見てほしい!」という注目のポイントはどこですか?
やっぱり弩城怜慈の飄々としていて掴みどころがない部分と、そこからのダイナミックなアクションのギャップです。そこは映画で特に出ていると思います。あとは、僕の上司である「長谷誠/ギャバンキラー」を演じる高橋努さんとの関係性ですね。今回は “怜慈を深掘りできる回” になっていると思いますし、アルファ地球で何があったのかという過去もわかってくると思いますので、そこも含めて注目していただきたいです。

©︎テレビ朝日・東映AG・東映
― 高橋努さんとの共演で印象的だったエピソードはありますか?
印象的だったのは、会話を交わさずにお互い遠い距離から目があうシーンです。言葉がなくても通じあえる、コミュニケーションがちゃんと成立している感覚がありました。高橋さんがその空気をつくってくださっていて、僕がそこにちゃんと乗れて演技ができていたらいいなと思うのですが、それに気づくことができただけでも勉強になりました。
また、台本には書かれていなかったのですが、高橋さんが次の展開のきっかけになるような言葉をアドリブでサラッと言ってくださって、僕の芝居にもとても良い影響がありました。自分の芝居のことだけを考えるのではなく、あとのシーンにつながる、まわりの役者の芝居にも響く高橋さんのお芝居には多くのことを学ばせていただき、とても刺激を受けました。


映画「ゼッツ・ギャバン インフィニティ」製作委員会
©︎テレビ朝日・東映AG・東映
― 映画限定フォームの「ギャバン・インフィニティ・アポロン」が登場しますね。初めて見たときの印象を教えてください。
実は僕もまだイメージ画像でしか見ていないのですが、オーラを纏って形が変わって見えるような感じです。「アポロン」という名前から太陽を連想していましたが、後光が射して光り輝いていて、「あ、神だ!」みたいな(笑)。
今までにもギャバン・インフィニティに怒りの表情が浮かんでくるエフェクトが入ることはありましたが、映画でしか観られない神々しさ、ギャバン・インフィニティがお天道様みたいに見えるのではないかなと思います。


― 今作には若いキャストの方も多いですが、後輩の方々と接するときに大切にしていることはありますか?
先輩・後輩という関係はあまり意識せず、その人が何をしたいのかという考えを尊重したいと思って接していました。困っているときは自分の少ない経験から力になれるようアドバイスしたりはしましたが、みなさんしっかりされていて、僕がこの年の頃はこんなんじゃなかったよなって(笑)。後輩というよりも友だちみたいな感覚で、助けられることがあれば助けたいし、逆に助けてもらうこともあるし、本当にいいチームワークだなと感じています。
― どんなところを助けてもらっているんですか?
僕ができないこともたくさんあるので、現場の空気はアギ役の有坂心花さんがつくってくれていたり、各々ができることをやって、みんなで支えあっている感じですね。

映画「ゼッツ・ギャバン インフィニティ」製作委員会
©︎テレビ朝日・東映AG・東映
長田光平さんのエモルギーは?
子どもたちは精一杯
自分の人生のために生きることを大事に
― 弩城怜慈は「怒り」のエモルギーで蒸着しますが、長田さんご自身は何のエモルギーを持っていると思いますか?
僕がこの職業をめざしたきっかけや人生で一番大切にしているのは “誰かのために” ということなので、エモルギーで言うと「ヨリソー」ですかね。誰かに寄り添ったり、背中を押したり。
僕自身も今までにたくさんそうしてもらってきたし、今もたくさんのスタッフさんやキャストのみんなに支えられていて、先日、キャスト4人でご飯に行ったときもすごく心強くしてもらって、自分も誰かにとってそういう存在でありたいなと思っています。
― 長田さんは幼い頃からヒーローに憧れていたと伺っています。今、自分がヒーローになってみて、当時の自分のような子どもたちに一番伝えたい『夢を叶えるために必要なこと』は何でしょうか?
僕は一度、夢を諦めかけたことがあって。でもそういう瞬間があってもいいと思うんです。ずっと「俳優になりたい」と言い続けてきましたが、狭き門であることは確かですし、否定する人もたくさんいました。
でも、自分が信じた道は自分で切り拓くしかないし、人生は一度きりなので、悔いが残らないように、自分のやりたいことを精一杯やって、“自分の人生のために生きる” ということを大事にしてもらえたらいいのではないかなと思います。
― 夢を諦めかけてから、「やっぱりもう一度やってみよう」と思えたのは、何かきっかけがあったんですか?
僕は物心ついた頃から俳優になりたくて。でも田舎に住んでいて俳優という仕事はあまり現実的ではなく、まわりには「お前にできるわけないじゃないか」と言う人はたくさんいました。
でも高校時代に出会った親友がひとりだけ「え、やればいいじゃん。なんでやんないの?」と言ってくれて。そのとき、まわりからの「できるわけない」という言葉を鵜呑みにして、自分で勝手にハードルを上げて、自分の可能性を信じていなかったなと気づきました。

― この映画をたくさんの子どもたちが楽しみにしています。映画を通してどんなことを伝えたいですか?
長い人生の中で壁にぶち当たることもあると思いますが、怜慈の戦っている姿を見て、勇気を出すときの最初の一歩、背中を押してあげられたらいいなと思っています。僕としてはその気持ちが強いのですが、子どもたちそれぞれが、それ以外にも何かを受けとってくれるのではないかなと思います。
映画『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』は2026年7月24日(金)全国公開!


2026年7月24日(金)全国公開!
映画『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』
激闘の果てに、ギャバンたちはふたたび太陽の輝きを取り戻せるのか!?
突然、多元地球A0073から発生したネガティブエモルギーが巨大な魔空空間となり、太陽を呑み込んだ! 世界は光を失い、深い闇に包まれてしまう。緊急事態の中、カレル局長へ恐るべき通信が入った。「太陽は、ギャバンの命と引き換えに返してやる」。
ギャバン・インフィニティ/弩城怜慈が指定された場所へ向かうと、そこには “全ギャバンの抹殺” を掲げる最凶の敵「ギャバンキラー」が待ち受けていた。その正体は、怜慈が慕っていた先輩刑事・長谷誠だった! 対ギャバンの秘策「アンチギャバリオン粒子」を操るキラーに苦戦するインフィニティ。
時を同じくして、光を失った影響は全次元へと波及していた。奪われた太陽を取り戻すため、ギャバン・ブシドー/哀哭院刹那、ギャバン・ルミナス/祝 喜輝、ギャバン・ライヤ/風波駆無ら全ギャバンが次元を超えて集結! かつてない強敵・キラーの真の目的とは‥‥。
長田光平(ながた こうへい)
1997年生まれ。2019年に芸能活動を開始し、2022年より舞台を中心に活動。ミュージカル「刀剣乱舞」シリーズの小竜景光役、舞台「『ブルーロック』 2nd STAGE」の糸師凛役などで注目される。2026年2月に始動した新たな特撮ヒーローシリーズ「PROJECT R.E.D.」の第1弾、「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」では主人公の弩城怜慈を演じドラマ初主演を務める。
