2026年1月20日(火)宿泊予約を開始! 国の重要文化財「旧奈良監獄」を活用!

2026年6月開業「星のや奈良監獄」で非日常な家族時間を! 子どもの記憶に残る “監獄ホテル” は一生モノの宿泊体験! 歴史と建築を肌で感じる知的体験も!

“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
旧奈良監獄 表門

国の重要文化財、旧監獄を活用した
話題の “監獄ホテル” が2026年6月開業!
宿泊予約開始!

国の重要文化財「旧奈良監獄」を活用した日本初となる “監獄ホテル”「星のや奈良監獄」が2026年6月25日(木)に開業! 1月20日(火)にプレス発表会が行われ、ティザー映像の公開、宿泊予約の開始が発表されました。さらに併設の「奈良監獄ミュージアム」は2026年4月27日(月)に開館!




星のや奈良監獄」はラグジュアリーホテルとなるため監獄体験はなく、また重要文化財を活用しながら保存することを考慮しているため、子どもが楽しめる施設は現在のところ予定されていません。

小さなお子さんとホテルで遊ぶという楽しみ方はできませんが、奈良時代(710年〜784年)に平城京が日本の首都となり、周囲には1300年以上の歴史を誇る世界遺産を含む寺社仏閣などの人気スポットがたくさんあります。

さらに併設の「奈良監獄ミュージアム」では当時の監獄を見ることができますし、監獄での生活やルールなど、明治の歴史に触れることもできるようになっています。小学校高学年くらいのお子さんとなら、日本のはじまりを体感できる歴史的・文化的施設を巡る際の宿泊先に、明治時代に建設され歴史を重ねた重要文化財、しかも “監獄” という非日常的な空間は選択肢のひとつになりそうです。

“文明国” にふさわしい監獄
国策として建てられた奈良監獄

旧奈良監獄は明治政府によって計画された五大監獄のうち、唯一現存する貴重な建築物です。明治41(1908)年に竣工した奈良監獄は、19世紀初頭にアメリカの建築家ジョン・ハヴィランドが考案し国際的に広まった「ハヴィランド・システム」に基づくもので、中央看守所から複数の舎房が扇のように伸び、一点から多方向を見渡す監視機能と、独居房を連ねることでプライバシーを確保するという画期的な構造でした。
※明治時代に竣工した五つの監獄のこと。1901年に建築がスタートした旧奈良監獄を皮切りに、「長崎監獄」「金沢監獄」「千葉監獄」「鹿児島監獄」が次々と竣工しました。

“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
1908年(明治41年)に近代化を目指した国の一大プロジェクトとして誕生した旧奈良監獄(平成31年時点)

当時の日本は欧米列強に追いつくために司法制度と人権意識の近代化を急いでおり、監獄は近代国家を示すものとして、明治政府は江戸期までの牢獄と刑罰の概念を改め、“文明国” にふさわしい監獄建造計画に国策として取り組むために世界各地の監獄を視察し、この最先端の建築様式を取り入れたのです。

さらに、目を惹く赤レンガの外観は、東京駅などを設計した日本近代建築の父と称される辰野金吾の弟子となる山下啓次郎によるもの。また独房はNetflixで配信している『今際の国のアリス』シーズン2で撮影に使用されるなど、どことなく見覚えのある方もいるでしょう。

やがて奈良監獄から奈良刑務所、奈良少年刑務所と役割や名称を変えつつ、109年の長きにわたり地域の人々からも親しまれ、初期意匠を保ったまま平成29(2017)年にその使命を終え、同年、国の重要文化財に指定されました。

“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
4.5メートルもの高さのある外壁は、118年前の当時のまま残される

監獄からラグジュアリーホテルへ
全室スイートの重要文化財に泊まる

「星のや」では旧奈良監獄の歴史的な意匠は残しつつ、現代的な感性を取り入れた新たなデザインを組み込み、ラグジュアリーホテルへと生まれ変わらせます。

客室は放射状に連なる第一寮〜第五寮の5つの建物のうち4つを活用し48室を用意(うち1つ第三寮は「奈良監獄ミュージアム」)。全室スイートルームで、往時の舎房(独房や雑居房)、約5平方メートルの1舎房を9〜11連結、寝室・リビング・ダイニングなど、スペースを分けることで滞在シーンに応じた多彩な寛ぎを創出。

室内は漆喰で覆われていた壁の下に現れた100年を経た手積みのレンガ壁をそのまま活用しつつ、新たな時代の建築を支える太い鉄柱とウッドパネルの調和により、重要文化財の歴史に現代を重ねた美しい融合を創出。重厚なレンガ壁に守られた空間で、移ろう光とともに贅沢な時間を過ごす、圧倒的非日常を提供します。

“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
中央看守所から放射状に伸びる第一寮〜第五寮の5つの建物
“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
客室(The 10-Cell)間取り図。9〜11の舎房を連結
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寝室
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リビング
“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
客室の様子。漆喰で覆われていた壁の下から現れた100年を経た手積みのレンガ壁をそのまま活用

美食体験やアクティビティで
唯一無二のラグジュアリーに浸る

別棟のダイニングでは、西洋から伝わった伝統の技法に、日本人の感性で進化した日本のフランス料理を楽しむことができるほか、「星のや」らしい非日常を味わえるさまざまな空間演出やアクティビティなども計画中です。

“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
ディナーコース(イメージ)

施設概要
・施設名称:星のや奈良監獄
・所在地 :奈良県奈良市般若寺町(はんにゃじちょう)18
・電話  :050-3134-8091(星のや総合予約)
・客室数 :48室 チェックイン 15:00/チェックアウト 12:00
・施設  :客室、レセプション、メインラウンジ、ダイニング、ダイニングラウンジほか
・併設  :奈良監獄ミュージアム by 星野リゾート(日帰り利用可能)
・アクセス:JR奈良駅より車で10分、近鉄奈良駅より車で6分
・開業日 :2026年6月25日(木)
・予約受付:2026年1月20日(火)
・価格  :147,000円~/1泊(1室あたり、税・サービス料込、食事別)
・URL  :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyanarakangoku/

監獄での生活やルール
明治の歴史に触れる
奈良監獄ミュージアム

第三寮を活用して設けられる「奈良監獄ミュージアム」は「美しき監獄からの問いかけ」をコンセプトに、当時の状態を残した「保存エリア」に加え、監獄での生活やルールなど、明治の歴史に触れることができる3つの展示棟が設けられます。

“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
奈良監獄ミュージアム 展示イメージ

A棟:歴史と建築
赤レンガに刻まれた記憶に思いを馳せ、日本の行刑や奈良監獄の建築的特徴を知るエリア。

B棟:身体と心
被収容者の視点で刑務所での生活やルールを紹介。規律に縛られた刑務所の生活を知り、想像し、客観的に見つめることで、自分自身の生き方に通じる「問い」に迫るエリア。

C棟:監獄と社会
「監獄」をさまざまな価値観や切り口で表現するエリア。開館時には国内外で活動するアーティストが、監獄から受けたインスピレーションとそれぞれの感性で制作した作品を展開する予定。

さらに世界で活躍するクリエーターが「旅を楽しくする」をテーマに、この場所が持つ本質的な価値を伝える展示など、唯一無二のミュージアムが誕生します。

「奈良監獄ミュージアム」は2026年4月27日(月)開館、ラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」は2026年6月25日(木)開業!

“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
奈良監獄ミュージアム A棟 イメージ
“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
奈良監獄ミュージアム B棟 イメージ
“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
奈良監獄ミュージアムにはホッと一息、余韻に浸るカフェ&ショップも併設。カフェでは明治時代の洋食文化を反映したオリジナルのカレーパンやチーズケーキ、ご当地ソーダ等を提供。写真はオリジナルカレーパンとご当地ソーダ
“監獄ホテル”「星のや奈良監獄」の画像
オリジナルグッズ(イメージ)。ショップではオリジナルグッズをはじめ、全国の刑務所で作られた刑務所作業品のギャラリーを併設、販売

重要文化財「旧奈良監獄」
旧奈良監獄は、不平等条約解消と司法の近代化をめざし、国の一大プロジェクトとして1908年(明治41年)に建設されました。設計者は数多くの裁判所や監獄の建設に関与した山下啓次郎(けいじろう)氏。明治政府が国の威信をかけて取り組んだ監獄の近代化によって建てられた秀麗なレンガ建築には、明治政府の不平等条約解消への悲願と建築技術が集結されています。ハヴィランド・システムと呼ばれた建築が取り入れられた施設棟は、看守所を全体の中心に複数の棟が放射状に伸びており、今⽇に至る⽇本の「近代監獄」を象徴する建物です。100年以上に渡りその役割を全うした旧奈良監獄は、歴史的価値が高く意匠的にも優れた近代建築であるとして、2017年(平成29年)に重要文化財に指定されています。