
レポート公開日:2025年8月12日(火)/8月18日(月)更新/8月20日(水)更新/8月27日(水)更新/8月30日(土)更新
恐竜のいる広大なジャングルで
ここでしか体験できない
大自然とアトラクションを楽しむ!
1月の記者発表からずっと楽しみにしていた「ジャングリア沖縄」が2025年7月25日(金)にオープン! それにともない7月21日(月・祝)と22日(火)の2日にわたり取材をさせていただきました!
最初の印象は “とにかく広い!” ということと、“恐竜がいる雰囲気が漂っている” と感じたこと。それは「ジャングリア沖縄」に近づくにつれて感じられ、入場する前からワクワクしました。実際に中に入ると、映画『ジュラシック・パーク』(1993年)の冒頭でアラン・グラント博士とエリー・サトラー博士が恐竜を目の当たりにして呆然唖然となった気持ちがわかる、と言ったら少々大袈裟かもしれませんが、恐竜好きはそれに似た感慨を覚えるかもしれません。

しかし、「ジャングリア沖縄」は恐竜だけのテーマパークではありません。パーク全体のテーマのひとつにはなっていますが、バギーやアスレチック、気球、ショーなど、恐竜以外にもたくさん楽しめるのです。
アトラクションは22ほどあり※、ベビーカーに乗っている小さなお子さんから楽しめるものもありますが、身長制限のあるものも多く、親子で思いっきり楽しめるのはおそらく小学3年生くらいから、すべてを楽しみつつ記憶や思い出に残るのもそのあたりの年齢かなと感じました。
※ショーなども含んだ2025年7月25日(金)現在の数
そしてやはり1日ですべてのアトラクションを体験することは難しそうです。今回の取材でも実際に体験できたものは2日で7つほどでした。スパもあるので、遊んだあとにスパに入ってからホテルで休み、次の日も遊びに来るのが良さそうです。もちろん時間が許せば3日、4日と楽しめますし、「ジャングリア沖縄」周辺には「沖縄美ら海水族館」や「ナゴパイナップルパーク」、さらにやんばる地域ではマングローブ林をカヌーで散策するツアーなど、たくさんの自然体験もあります。
なお、今回の取材ではショーの体験はできませんでした。また時間や天候の関係で体験できなかったアトラクションもあるので、体験できたものを中心にレポートします!
※レポートや動画にはネタバレを含んでいるのでご注意ください。内容は2025年7月末時点のものがあります。最新の情報は「ジャングリア沖縄」のオフィシャルサイトをご確認ください。
開業後の酷評について思うこと
それでも一度は体験してほしい施設
開業後、待ち時間や「広告が盛りすぎ」などのネガティブな意見が見られます。そしてそこにはメディアの紹介の仕方も関わっていると感じています。『キッズイベント』もその一端として、この件について感じたことを少し書いておきたいと思います。
確かに高所でのアトラクションが多い「ジャングル エクストリーム」では、安全のためのハーネスと呼ばれる安全装具の装着に時間を要すること、また一度に体験できる人数が少ないため順番がくるまでかなり時間がかかりそうだなとは感じましたし※、広い施設内に雨風や日差しを避けられる場所が少ないことは気になりました。自動販売機の数、ロッカーも少なく100円玉5枚を用意していないと使えず両替機もない(取材時)、昼食をとれる飲食店も十分な数がなさそうなど、不便や不安を感じるところは散見されました。
※整理券もしくは「プレミアム パス」の購入により、少ない待ち時間で体験できるそうです。この2つのいずれかがない状態で並ぶことは制限されることがあります。
「広告が盛りすぎ」については許容範囲だと思っています。アトラクションの世界観を一目で伝えるためのイメージ画像には印象に残るインパクトが必要ですし、細かなところや実際には必要不可欠だけど見せたくないものはあえて見せません。住宅やマンションの広告などでも、チラシやパンフレットに電柱や電線はありませんし、近場の公園の緑があたかも庭の木のように見えたり、そういうことは多々あると思います。
他もやっているから良いということではありませんが、伝えたいことを見せ、興味を持っていただくことがイメージ画像や広告の目的なので、虚偽は許されることではありませんが、ある程度きれいに見せる、良く見せる、これを “盛る” と言ってしまえばそうなのかもしれませんが、魅力的に見せる工夫は必要なことかと思います。
「ジャングリア沖縄」は、最近では2024年3月、お台場に「イマーシブ・フォート東京」を開業し、ハウステンボスやユニバーサル・スタジオ・ジャパンの経営再建で売上をV字回復させたことで名を馳せたカリスママーケーターの森岡毅氏、そしてその森岡氏が率いる『株式会社 刀』が手掛けているということでも注目を集め、事前のPR効果もあり期待値が高くなりすぎたところがあると思います。

楽しむには事前の情報収集と計画
プレミアム パスに整理券
最後まであきらめない気持ち!
しかし、それでも「ジャングリア沖縄」は率直に感動しましたし、多くの子どもたちもたくさんの初めての体験を楽しみ、思い出に残ると感じました。楽しむためには事前にいろいろな準備が必要ですが、親御さんも楽しんでいる子どもの笑顔を見て、その大変さは報われることと思います。
取材なのであまり待ち時間はなく、一般ゲストの方々の苦労や辛さは実感していないところがあり、そこは想像するしかありませんが、それでも遠方から飛行機に乗って遊びに行く価値は十分あり、ゴールデンウィークや夏休み、シルバーウィーク、年末年始など、少し長くお休みできるときや沖縄旅行の際には検討したい施設だと感じました。
そしてもちろん、待ち時間や急な悪天候に対応できる場所など、ゲストが快適に過ごせるよう今後の運営や設備の改善には期待していますし、すでにいろいろと対応されているようです。
「ジャングリア沖縄」に行くことを考えはじめたら、それまでとは多々変更点があると思うので、オフィシャルサイトのチェックと事前の情報収集、準備と当日の計画(整理券取得も含む)、それにあわせたプレミアム パスの購入、車の場合は駐車場の予約(有料で2,000円)やレストランの予約、そして大切なのは、予約が取れなくても前日に突然空きが出ることもあるようなので、あきらめずに直前までオフィシャルサイトをチェックすることのようです。
※「ジャングリア沖縄」は2025年8月12日(火)、夕方の時間帯を中心とした体験プランを組みやすい15時から入場できる「アフター3満喫チケット」の販売を開始しました。「ダイナソー サファリ」もしくは新たに加わった「トレジャー ファイト」をスムーズに楽しめるプレミアム パスがセットになったもの、スパがセットになったものなどがあります。
ジャングリア沖縄 オフィシャルサイト
https://junglia.jp

またJTBでは、オープンの15分前に入場できる「アーリー・パークイン」の付いたツアーを販売しているので、整理券の取得には便利だと思います。整理券は開園してすぐになくなってしまうようですし、プレミアム パスもしくは整理券がないと並ぶこともできないアトラクションもあり、何の準備もせずに行くと残念な結果になりそうです。
オフィシャルサイトのチェック、そして開業後に行った方のレポートもたくさんあるので、それを参考に事前の準備、計画を立てて当日を楽しんでいただければと思います。天候については、運を天にまかせるのみ。ただ、このあたりは「ジャングリア沖縄」に限らず、東京ディズニーランドもユニバーサル・スタジオ・ジャパンも、人気のテーマパークは基本的には同じだと思います。
前置きが長くなりました。それでは体験レポートをどうぞ!
“ダイナソー サファリ”
襲いくるティラノサウルスから逃げろ!
ジャングリア沖縄の目玉アトラクション!
やはり誰もが気になっているのが、「ジャングリア沖縄」の目玉アトラクションのひとつ、ティラノサウルスが襲ってくる「ダイナソー サファリ」でしょう。
極秘で研究していた巨大生物が施設を破壊して脱走! ゲストは状況確認を行うというミッションを負って大型オフロード車に乗り込み、恐竜のいるジャングルに入っていきます。



ここには「ジャングリア沖縄」のシンボルであり、施設外からもその存在を確認できる全高20メートルもの巨大なブラキオサウルスをはじめ、トリケラトプス、ステゴサウルス、アンキロサウルスなど18頭もの恐竜を見ることができます。



対象年齢は4才以上、身長95cm以上ですが、ティラノサウルスから逃げる際のオフロード車の揺れ方が尋常じゃなく、お母さん、お父さんが子どもを支えてあげる必要があると思いますが、もしかしたら自分のことで精一杯で、それどころじゃなくなるかもしれません。




取材のため許可を得て撮影させていただきましたが、録画はしているものの被写体を捉えているかなんて確認もできないほど。写真はピントをあわせるどころかファインダーを覗くことすらできませんでした。これはなかなか体験できない激しさで、ティラノサウルスの迫力もすごいけど、車もすごい。でも実際にティラノサウルスから逃げるときって、これくらいの焦りと勢いでしょうね。落ち着いてゆっくり楽しむには、2回、3回と何度か体験する必要がありそうです。
「そんな大げさな」と思われるかもしれませんが、今まで体験した中では1番すごい揺れ方でした。人が運転しているので、もしかしたらメディア向けのサービスだったとも考えられ※、子どもが多ければ少し優しく運転するのかもしれませんが、なかなかすごかったです。
※体験後にスタッフの方に確認したところでは、特にメディアだからということはなく通常の運転とのことでした。
なお、ゲストは車の荷台部分に設けられたシートに座ります。恐竜は進行方向の右手側に出ることが多いので、左側のシートならそのままの姿勢で、右側のシートだと後ろを振り向くようになります。左側は姿勢が楽ですが、右側は左側よりも恐竜を近くで見られます。
※動画はネタバレを含みます。ご注意ください
ダイナソー サファリ基本情報
・対象年齢:4才以上 ※10才未満の方には必ず16才以上の方の同伴が必要
・体験人数:最大11人/1台(特殊車両3台同時走行)
・体験時間:約17分
・体重:体重制限なし
・身長:95cm以上
・アトラクション面積:約45,000平方メートル(東京ドーム約一個分)
・遭遇する恐竜:18頭(トリケラトプス、ブラキオサウルス、アンキロサウルス、ステゴサウルス、ティラノサウルス)
“ファインディング ダイナソーズ”
迷子の恐竜を探しながら恐竜と触れ合い
子どもたちが大冒険!
年齢や身長制限の関係で「ダイナソー サファリ」を体験できない小さなお子さんや、恐竜との触れ合いを楽しみたいお子さんには「ファインディング ダイナソーズ」がおすすめ! ジャングルナビゲーターと一緒に、迷子になったパキリノサウルスの赤ちゃん「ティーダ」をジャングルの中を歩きながら探します。
木々が生い茂るトンネルをくぐり抜け、ユラユラ揺れる吊り橋を渡り、自分でトロッコを運転したりゴツゴツした足場の神秘的な洞窟の中に入ったりとちょっとした冒険もあり、子どもたちは楽しめそうだなと感じました。







ファインディング ダイナソーズ基本情報
対象年齢:全年齢 ※10才未満の方には必ず16才以上の方の同伴が必要
体験人数:8人/1グループ、徒歩
体験時間:約14分
体重:体重制限なし
身長:身長制限なし
遭遇する恐竜:6頭(ステゴサウルス、ヴェロキラプトル、アンキロサウルス、プテラノドン、トリケラトプス、パキリノサウルス)
2025年8月18日(月)更新
エクストリームなアトラクションで
大自然に飛び込む体験を味わう!
アトラクションと大自然を両方満喫できるのが「ジャングル エクストリームス」という “大自然に飛び込む” 体験が味わえるアトラクションエリア。ジップラインや空中アスレチックなど7種類のアトラクションを、約45,000平方メートルもの広大なジャングルの中で楽しむ(怖がる?)ことができます。
いずれもハーネスなどの安全装置を装着して楽しむアトラクションで、体験できたのは「スカイエンド トレッキング」と「タイタンズ スウィング」の2つ。


“スカイエンド トレッキング”
障害物を乗り越え吊り橋を渡る
真下は谷底、見渡せば大自然!
「スカイエンド トレッキング」はジャングルの上に架けられた全長約84m、高低差最大約34mの長い吊り橋をわたるアトラクション。踏み板の隙間からははるか下に谷底が待ち構え、見ていると吸い込まれそう。しかし、顔を上げてまわりを見渡せば、圧倒的な大自然、まるで空中に浮いているかのようにも感じます。その景観の素晴らしさに、一瞬怖さも忘れられるかも。
踏み板にはいろいろな難易度があり、歩幅の小さい子どもたちは苦労するところもありそう。さらに最初の踏み板が意外と下にあり、体重をかけるとグッと沈み込むため、最初の一歩で怖さが倍増しそうです。
想像よりグラつくかもしれないので、体幹を意識してバランスをとり、前を向いて進みましょう。もしかしたら、子どもの方がスイスイ渡ってしまうかも。親御さんのメンツは保てるか?
体験はできませんでしたが、子どもの手を引きながら一緒に楽しめるファミリー向けの「ツリートップ トレッキング」も用意されています。





スカイエンド トレッキング基本情報
・対象年齢:10才未満の方には必ず18才以上の方が同伴
・体重:120kg未満
・身長:150cm以上
ツリートップ トレッキング基本情報
・対象年齢:10才未満の方には、必ず18才以上の方が同伴
・体重:120kg未満
・身長:95cm以上
“タイタンズ スウィング”
ジャングルの中に投げ出される!
巨大な4人乗りブランコ
「タイタンズ スウィング」は高さ約18メートルの巨大な4人用ブランコ。まさに大自然の中に放り出される感じ。でも怖いと感じるのは最初だけ。2回目、3回目のスウィングでは落ち着いて前を見ると、素晴らしい景色が広がり、まさにそこに飛び込むよう。一緒に体験したメディアの方々と「ブランコのようにみんなで足で漕いだら、いつまでも高く揺れているんじゃない?」なんてチャレンジしてみましたが、そううまくはいきませんでした。

タイタンズ スウィング基本情報
・体験人数:4人乗り/1機(合計2機)
・対象年齢:10才未満の方には必ず18才以上の方が同伴
・体重:100kg未満
・身長:132cm以上
「ジャングル エクストリームス」にはその他、ジャングルの中にそびえ立つ高さ約24.4mのエクストリームズタワーから鳥のように滑空する「スカイ フェニックス」、宙吊りにされている状態から突然フックが外され背中から真っ逆さまに急落下する「グラビティ ドロップ」、足下の床が突然外れて急落下する「バンジー グライダー」という3つのアトラクションが。さらに高さ15メートルの巨大発射台に乗って、まるで弓矢になったかのように解き放たれる「ヒューマン アロー」も用意されています。

2025年8月20日(水)更新
“バギー ボルテージ”
子どもから大人まで楽しめる
自らハンドルを握って悪路を走破!
「バギー ボルテージ」は自らハンドルを握り、ジャングルの大自然をバギーで走ることができるアトラクション。
「ファン アドベンチャー コース」と「アドレナリン チャレンジ コース」の2種類があり、「ファン アドベンチャー コース」では10才以上なら一人乗りのバギーのハンドルを自ら握って運転することができます。
体験したのは「アドレナリン チャレンジ コース」で、左ハンドルのパワフルなバギーに乗り込み、ナビゲーターの後を追うようにアップダウンの激しいオフロードの難コースを2週します。親御さん自らハンドルを握り(要普通自動車免許/国際免許を含む)、お子さんは助手席、かなりの凸凹道もあり車体は右へ左へ揺れまくり! でもおそらく顔はニコニコ。いつもの車とは異なるドライブに、お母さん、お父さんの腕の見せどころ!







ファン アドベンチャー コース基本情報
・体験人数:1人乗り/2人乗り
・体験時間:約15分~20分
・対象年齢:
1人乗り:10才以上
2人乗り:運転手は要普通自動車免許(国際免許を含む)
※同乗者は6才以上(10才未満の方には必ず18才以上の方が同伴)
・体重:120kg未満
・身長:
1人乗り:132cm以上
2人乗り:120cm以上
・コース長:約300m
・最大傾斜:11.3度
アドレナリン チャレンジ コース基本情報
・体験人数:2人/1台
・体験時間:約15分~20分
・運転手:要普通自動車免許(国際免許を含む)
・同乗者:6才以上(10才未満の方には必ず18才以上の方が同伴)
・身長:120cm以上
・コース長:約600m
・ジャンプ台:高さ2m/傾斜14度
・バンク:15度
小さな子どもも一緒に楽しめる!
ホライゾン バルーンでは大人の時間も
年齢や身長制限なく小さなお子さんから楽しめるアトラクションには、先ほど紹介した「ファインディング ダイナソーズ」の他に「やんばるフレンズ」「タム タム トラム」「ホライゾン バルーン」があります。

“やんばるフレンズ”
好奇心いっぱいのヤンバルクイナと
楽しいおしゃべり!
「やんばるフレンズ」は、沖縄本島北部、やんばるの森を舞台にしたシアタータイプのアトラクション。好奇心いっぱいのヤンバルクイナの「ジャン」と、沖縄伝統の守り神シーサーをモチーフにした「シシ」、そしてやんばるの森に生息する動物たちが登場し、ゲストと楽しいおしゃべりをします。
ジャンに質問をしたり、逆にジャンから「森の中で一番ワクワクすることって知ってる?」といった問いかけが飛んできたりするなど、ゲストとの交流を通じて、やんばるの森や動物たちのことを好きになれる、子どもたちの心に残るアトラクションです。






やんばるフレンズ基本情報
・遭遇する動物たち:7種のやんばるの動物(ヤンバルクイナ、シーサー、アカヒゲ、ケナガネズミ、ノグチゲラ、リュウキュウヤマガメ、カエル軍団)
・体験時間:約25分
・対象年齢:全年齢。※10才未満の方には16才以上の方が同伴
・体重:体重制限なし
・身長:身長制限なし
“タム タム トラム”
楽器を鳴らして掛け声かけて
パーク内の移動もワクワク楽しく!
「タム タム トラム」はパーク内の移動もワクワク楽しくする、大きなラッパのような楽器を乗せた3両編成の乗り物。歩くときとは異なる景色を見られるほか、ジャングルナビゲーターのかけ声やリズムにあわせて楽器を鳴らしながらノリノリに移動できます!
エントランスビレッジ、ダイナソーサファリ、ファインディングダイナソー、ブリーズアリーナの4箇所に停まります。




タム タム トラム基本情報
・対象年齢:10才未満の方には必ず16才以上の方の同伴が必要
・体重:体重制限なし
・身長:身長制限なし
・乗車人数:58人(3両あわせて)
・楽器の種類:エナジーチャイム、タンバリン、マラカス、ウィンドチャイムなど
“ホライゾン バルーン”
時間帯によって異なる上空からの絶景
スパークリングワインを楽しむ時間も
「ホライゾン バルーン」は直径約23mの巨大な気球に乗りこみ、標高200mを越える上空からここでしか見られない雄大な大自然の絶景を楽しみます。
生命力あふれるやんばるの木々と高度を増すごとに少しずつ現れるエメラルドグリーンの海が陽光を浴びて輝き、晴れ渡る昼間の真っ青な空も、ピンクからオレンジへのグラデーションが美しい夕暮れのマジックアワーも、時間帯によって異なる表情を見せる絶景は何度見ても感動を味わえます。
「ホライゾン バルーン」は日本では珍しいガス気球を採用することで、独特の浮遊感とラグジュアリーな空の旅にふさわしい安定飛行を実現。上空の澄み切った空気のなかでスパークリングワインを楽しむこともでき、絶景を見ながらゆったりとした贅沢な時間を味わえます。
取材で体験する予定でしたが、上空の風の関係で乗ることができませんでした。残念! 雨もそうですが自然が相手なので、次の機会を楽しみにするしかないですね。
その他、小さなお子さんと楽しめるものには、ショーや花火などもあります。


ホライゾン バルーン基本情報
・体験人数:8~20名(※風速により定員が変化します)
・体験時間:約10分
・対象年齢:全年齢。※10才未満の方には必ず18才以上の方の同伴が必要
・体重:体重制限なし
・身長:身長制限なし
2025年8月27日(水)更新
美味しいと評判のレストラン
パークのシンボルツリーには隠し絵
スパで1日の疲れを癒そう
今回の2日間の取材で体験、見学できたアトラクションは以上の10個でした。「ジャングリア沖縄」にはこの倍以上のアトラクションがあるので、まだまだ楽しめそうです。
アトラクション以外にも、パークの景色を一望できるレストラン「パノラマダイニング」は一部の料理を試食させていただきましたがとても美味しかったですし、実際に行った方からも美味しいと評判です。さらに世界最大級のインフィニティ風呂を備えた「スパ ジャングリア」もあり、まさに朝から晩まで1日中楽しめるようになっています。











また、パーク入口にある「ジャングリア ツリー」は台座は人工物ですが上部の木々は沖縄由来のデイゴやガジュマル、ヤエヤマヤシなど生命力溢れる多種多様な植物を巨大な大木に見立てたパークのシンボルとなっています。そして台座部分をよく見ると、いろいろな隠し絵があるので、ぜひ探してみてください!
パーク内も亜熱帯地域に位置する沖縄ならではの深い緑の植物が生い茂げり、植栽数は37,504本(高木:5,004本、中木:12,500本、低木:20,000本、20225年7月末現在)にもなり、これがジャングリア沖縄ならではの絶景をつくり出しています。本物だからこそ、時間、季節、天候によって、さまざまな表情があり、それがジャングリア沖縄の大きな魅力のひとつになっています。



欲しいものがいっぱい
多彩なお土産も魅力!
「ジャングリア ツリー」を見てからやんばるの木が生い茂るジャングルを進むと、木々の間から可愛らしい小さな小屋が見えてきます。そこは「ジャングリア沖縄」の世界観をお土産や食べ物、エンターテイメントとして楽しめる約550種もの商品を揃えたショップ「ビレッジ バザール」。
入場してすぐのところにあるので、お揃いのTシャツやぬいぐるみを付ければ、より「ジャングリア沖縄」に没入して楽しめるかも!







2025年8月30日(土)更新
ジャングリア沖縄 取材後記
夏の服装と持ち物、日焼け、雨対策
今回の取材は「ジャングリア沖縄」オープン数日前となる2025年7月21日(月・祝)と22日(火)の2日間にわたり行いました。何度かスコールにはあいましたが2日間とも天候に恵まれ、写真や動画には沖縄の雰囲気も写っているかなと思います。

夏真っ盛りということもあり日差しが強くとにかく暑かったのですが、それはある程度事前からわかっていたことだったので、つばが広い帽子(雨対策として防水)、サングラス(紫外線は目に良くないので、子どももサングラスがあった方が良さそうです)、そして速乾性のTシャツはとても助かりました。汗で湿りはしますが、それほど気にならないし、いつのまにか乾いていることも多かったです。
ボトムスはパークの資料やカメラのレンズカバー、予備の充電池などすぐに取り出せるようポケットの多いカーゴパンツにしました。便利ではありましたが、特に「ジャングル エクストリームス」など高所でのアトラクションでは、ポケットの中のものも含めてすべての荷物をロッカーに入れないと体験できないものがあるので、たくさんのポケットに小物を分けて入れておくのはおすすめしません。また取材ではショートパンツでは乗れないアトラクションがありました。実際にはショートパンツNGはなさそうですが、スカートNGのアトラクションはあるのでご注意ください。
足下はサンダルでは体験できないアトラクションがあるのでスニーカータイプのトレイルシューズにしました。そしてもちろん、飲み物は必須。塩分を含んだアメや使い捨てのアイスタオルも持って行きました。
※サンダルやヒール、厚底の靴では体験できないアトラクションがあるので、履き慣れたスニーカーが最適です。
日焼け対策としては、なるべく肌の露出を避け、Tシャツの上にも薄手の長袖を1枚羽織っていました。Tシャツも長袖も、速乾やUVカットの機能があるといいですね。そして顔や手には日焼け止めも塗りました。
カメラなどの濡れては困る機材もあるので、雨対策にはポンチョを用意しました。荷物や機材の上からポンチョをかぶればいいかなと。
しかし、急に大雨となり10分程度でおさまるスコールにポンチョの出番はありませんでした。雨でも使える折りたたみの日傘が、出し入れもすぐにできて良さそうだと感じました。
しかもアトラクション、特にハーネスを付けるようなアトラクションではポンチョよりも上下が分かれているレインコートの方が良さそうで、ポンチョは完全に読み違えてしまいました。
屋外のアトラクションを楽しんでいる最中にスコールにあうこともありましたが、その場合はもう、これもアトラクションのひとつだと思って楽しむしかありません(楽しめるかどうかは雨の程度にもよりますが)。夏なら雨が止んでしばらくすると濡れた服も乾くと思います。しかし、濡れたまま室内のアトラクションに入るのは、体が冷えるので注意が必要です。やんばるの森を舞台にしたシアタータイプのアトラクション「やんばるフレンズ」の体験待ちの際にスコールにあって多少濡れた状態でアトラクション内に入ったらクーラーがかなり効いていて寒かったです。
それぞれの季節で必要なものが異なりますし、特に小さな子どもと一緒だといろいろなことを想定し荷物が増えてしまいます。しかしロッカーはそれほど多くないと感じましたし、施設内はとにかく広いので何度もロッカーに出し入れしに行くのは、アトラクションの時間なども考えると現実的に不可能です(しかもその度に100円玉5枚で500円必要)。荷物は必要なものをコンパクトに、家族で分けて持つしかなさそうです。
なお、小さな子どもも楽しめるアトラクションのところにはベビーカー置き場もあります。貴重品以外の荷物はベビーカーに置いておいてもいいかもしれません。しかしアトラクションを楽しんでいる最中に雨が降ることもあるので、ベビーカーにはビニールを被せるなどしておいた方が安心です。
広い屋外のテーマパークになるので、まずは体調を崩さぬようご注意いただくとともに、体調が優れないときは無理せず休むことを一番に考えてください。

那覇空港から車で90分ほど
ジャングリア エクスプレスも運行
「ジャングリア沖縄」へは那覇空港から車で1時間30分ほど、「ジャングリア エクスプレス」では2時間20分ほどです。しかしレンタカーの場合、空港からレンタカーショップへの移動や手続きなどで1時間程度かかってしまう場合があり、那覇空港から朝のオープン前に「ジャングリア沖縄」に到着するのは難しそうですが、15時から入場できる「アフター3満喫チケット」ならちょうど良いかもしれません。ちなみに取材には前泊して挑みました。
「ジャングリア沖縄」までの1時間30分ほどのドライブは、特に渋滞もなくスムーズでした。車の運転に慣れた方なら、それほど大変さは感じなさそうです(「ジャングリア沖縄」の駐車場に入るための渋滞は考慮していません)。



「ジャングリア沖縄」の近くには「沖縄美ら海水族館」「ナゴパイナップルパーク」をはじめ、慶佐次川(げさしがわ)でのマングローブカヤック・カヌー体験も楽しめます。「ジャングリア沖縄」だけでなく、やんばるエリアも楽しみたいなら車があると便利です。
一方、今回は「ジャングリア沖縄」だけに集中して楽しむ! ということなら、「ジャングリア エクスプレス」を利用する方が楽で、かつリーズナブルだと思います。
ジャングリア沖縄
やんばるエリアの旅行はおすすめ!
沖縄は遠いという方が多いと思いますが、長いお休みの旅行先の候補に「ジャングリア沖縄」とやんばるエリアはおすすめです。親御さんは準備が大変ですし、天候は運まかせですが、ぜひ親子で楽しい経験をしていただければと思います。楽しんだ感想もぜひお聞かせください!





ジャングリア沖縄
https://junglia.jp
・オープン日:2025年7月25日(金)
・所在地:〒905-0413 沖縄県国頭郡今帰仁村呉我山553番地1(今帰仁村と名護市にまたがるエリア)
※那覇空港から車で約1時間30分、直行バス「ジャングリア エクスプレス」では約2時間20分。「ジャングリア エクスプレス」は那覇空港、那覇市内、名護市役所バス停、オフィシャルホテルズ(一部を除く)、沖縄美ら海水族館から乗車可能。要事前予約(一部ダイヤを除く)。
・営業時間:日によって変動
・休業:年中無休
・パーク面積:敷地面積 約120ha/事業面積 約60ha(原生林18ha含む)
・駐車場:パーク内 1,126台/パーク外 約800台以上
・アトラクション数:22(ショーなど含む)
・飲食施設数:15(レストラン3、カート12)
・物販施設数:10(ショップ4、カート3、フォトサービス3)
※2025年7月25日(金)現在